アイコン 指摘のとおり沖ノ鳥島の桟橋転覆事故は人為的ミスの可能性

沖ノ鳥島で作業員5人が死亡した桟橋転覆事故で、事故直前に桟橋がバランスを崩して傾い たにもかかわらず、工事作業を続行させていたことが8日、第三者で構成する国の事故調査委員会の調べで分かった。当時は気象条件も安定し、作業に人為的ミ スがあった可能性もあるとみている。

調査委は「沖ノ鳥島港湾工事事故原因究明・再発防止検討委員会」(委員長=間瀬肇・京都大防災研究所教授)。
調査委によると、事故発生約50分前の3月30日午前6時40分ごろ、現場で2隻の船を使い、桟橋を載せている台船から海へ引き出す作業が始まった。桟橋は、重心が高く不安定で、作業の途中に一方へ傾いた。このため桟橋をいったん水平な状態に戻した。だが、作業はそのまま続行され、再び船で引っ張ったところ桟橋は逆方向に傾き、転覆したという。
以上、報道

国交省関東地方整備局港湾空港部の部長は「ひっくり返ることは想定していない。ひっくり返らないように設計している」と想定外だと述べているが、前回指摘のとおり、四隅に大きな高いポールを立て重心がかなり上部になっており、台船から2隻の引っ張り出しのバランス次第では転覆する可能性を想定内にしなかったことが最大の原因だろう。ポールがアルミなどのように軽ければ別だが、重心を失い転覆するほど重い物のようだ。

前回記事:http://n-seikei.jp/2014/03/post-21123.html

沖ノ鳥島桟橋設置工事

 

[ 2014年4月 9日 ]
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