アイコン 沈黙の日本人 ロナルド・レーガン船員 東電に対して1020億円の賠償請求訴訟

人民網は9日、東日本大震災の被災地で支援活動を行った米国の水兵らが、支援時における高濃度の放射能リスクを東京電力が隠蔽したとして、同社に対し損賠賠償を求める訴訟を起こしたとする米メディアの報道として伝えた。
訴訟を起こしたのは、震災発生直後に仙台市へ水や食料を輸送する役目を担うとともに、福島の被災地で救助活動を行った空母「ロナルド・レーガン」の乗組員たち。

訴訟内容には「東京電力は再三『なんの危険もない』と説明していたにもかかわらず、実際は高濃度の放射能に晒されていた。その後、数十人ががんを発症し、先天性欠陥を持った乳児が1人生まれた」といった文言が盛り込まれた。
記事は、米国の水兵が同社に起こした訴訟は2012年に次いで2度目であると紹介。前回は同社とともに日本政府も相手取ったことで却下されたと判断、今回は訴訟の対象を同社に絞ったと伝えた。  
訴訟は米サンディエゴの連邦裁判所に提出された。80人近い水兵が訴訟に参加し、損害賠償請求額は10億米ドル(約1020億円)にのぼるという。
以上。

米軍は、即放射能専門部隊を横田基地へ飛来させ、上空からの調査ですべて把握していた。東電より多くの情報を当時持っており、今回訴訟を起こした米兵は、東電を相手にするより、米軍本部を相手にすべきだろう。
ただ、何十万人も避難生活(2月現在27万6千人)を余儀なくされているフクシマの県民は、怒りさえ持たず、黙して耐えている。それこそ、国と県・東電に対して、10兆円でも50兆円でも集団損害賠償請求訴訟を起しても何の不思議でもないが・・・。黙することで誰も悪くなかったと認めている。よほど、こちらのほうが怖い。

 

[ 2014年4月10日 ]
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