さいか屋川崎店来年5月末閉鎖
さいか屋川崎店が10日、来年5月31日で約60年の歴史に幕を下ろすことが明らかになった。
川崎の顔として広く親しまれてきた老舗百貨店の閉店のニュースに、買い物客からは「寂しい」と惜しむ声が上がっている。
横須賀市で創業したさいか屋は、川崎店を1956年に開店。長引く不況もあり業績低迷から2009年には、私的整理の手法である「事業再生ADR」を使って経営再建に着手していた。
川崎店は土地建物を売却し、売却先から借り受けて営業を続けるとともに、2010年には大型洋服専門店などのテナントを入れるなどして収益アップに努めてきた。
しかし、JR川崎駅西口に大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」が開業するなど、近年は近隣商業施設との競争も激化していた。
同社は、川崎店、横須賀店、藤沢店の3店舗体制。
連結/百万円
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2012年2月期
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2013年2月期
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2014年2月期
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売上高
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40,242
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39,512
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37,703
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営業利益
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910
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817
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450
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経常利益
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568
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546
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199
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当期利益
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692
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560
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104
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総資産
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25,103
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23,551
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22,724
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自己資本
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2,626
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3,219
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3,330
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資本金
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1,945
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1,945
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1,945
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有利子負債
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15,469
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13,441
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自己資本率
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10.5%
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13.7%
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14.7%
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[ 2014年4月11日 ]

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