アイコン 南大門市場の店主 日本人観光客が来なくなり終わったと 千客万来の中国人は客にならず

冬のソナタ以来韓流で盛り上がった日本人観光客が韓国へ大量に押し寄せた。一方、新大久保へは不法就労の韓国人も含め大量に押し寄せ、コリアタウンを形成した。
 しかし、国会議員の実兄まで逮捕され、息子にまで捜査の目が向かうなどレームダックと化かした李明博が、韓国民に煙霧を仕掛け、天皇陛下を冒涜、反日を声高らかに謳い上げ、それを継承してしまった朴、告口外交により反日を世界に吹聴、千年秋とまで豪語している。

韓国中央日報が現場の生の声を取りあげた「現場の中へ」を連載している。
・ 南大門市場で雑貨店を40年間営むユ・シンジャさんの弁。
 私はこの場所で40年商いをしていた。外国人を相手にする雑貨店としては「南大門市場第1号」だ。父の水産物店を幼いころから手伝って1990年代中盤に業種を変えた。海苔も売り、紅参も売り、松茸も売って…。長くなったからだろうか、有名にもなって。
日本のお客さんが、私たちの店の写真と地図のプリントを手に持って訪ねてきた。崇礼門側から南大門市場に入ってくる入口側にあったから、すごく場所も良かった。その代わりに賃貸料も高い。
ところが、最近2年間はずっと赤字だ。南大門は実際、言葉だけが“市場”で、客は外国人顧客が中心になって長いからだ。
私たちには、日本のお客さんが、大部分なのに急に足が途絶えた。来月初めはゴールデンウイークじゃないかって。来ない、来ないんだよ。昨年も来なかった。
今年は、修学旅行の生徒たちがちょっと来るぐらいだろうか。旅行会社から5、6人ずつ団体で来る時もあったが物を買わないし。円安で日本の景気も悪いからだろう。

その上、実のところソウル駅にある大型マートへ観光客が相当移ってしまった。以前は海苔1つ買うにも私たちの店に来たのに。今じゃ「紅参エキス」もマートで1+1(1つ買うと1つおまけ)イベントをしているじゃないか。
だから商売としてやっていけない。日本人が抜けたのを中国の人が満たすというが、南大門は違う。中国人が好きだという紅参に主力品目も変えて、中国語の案内文も付けてみたが、中国の団体観光客が観光バスに乗って行く店は別にあった。
それに中国人は疑い深い。店に韓国人だけいると入ってこない。実際、それで昨年は朝鮮族の店員を雇ったが、半年ほど仕事をしてビザが満期になると2月に中国に帰った。その店員がいないから、中国のお客さんは1人も入ってこないよ。
以上、

ユ・シンジャさんは日本人客の激減に嘆き、困り果てているが、日本人観光客目当てのホテルなども然りだ。
中国人観光客は、格安韓国ツアーに乗せられ大量に韓国を旅行、しかし、韓国ではツアー会社と提携した商施設しか連れて行かれで(巨額バックマージン)、高値買いさせられていた。
こうした問題に、中国当局は昨秋、店を連れ回す格安ツアーを禁止したところ、ツアー価格が高騰、中国客は大幅に減少した。それでも絶対的に人口の多い中国の観光客は韓流ブームもあり韓国へ押し寄せようが、商売への貢献度合は限られた店舗施設になり、ツアーより、何人かと連れ立って旅行する日本人観光客とは、異なる買い物の行動パターンとなっている。
その上、日本は円安・不況、中国も不況が駆け足で擦り寄ってきている。
こうした状況にユ・シンジャさんたちはどうするのであろうか。
日本もまた、消費税増税、便乗値上げ、観光地へは高速道料金の値上げ、増税も加えガソリン価格の高騰もあり、金持ちでリタイアした人たちも買い物や旅行など萎縮させている。
お坊ちゃまやご令嬢が政治を司っており、庶民に対する政治の貧困はどこの世界も一緒のようだ。

韓国は、金泳三元大統領が、盧武鉉(大統領退任後賄賂を追求され崖から飛び降り自殺)を大統領にすべきではなかったと言わしめたが、盧武鉉時代から反日を鮮明化させ、李明博で少し是正されたかに見えたが、最後は盧武鉉時代の100倍返しで反日に動いた。現在の朴は盧武鉉・李明博を継承し、韓国マスコミに踊らされ、マスコミの顔ばかり気にして独自色はまったくない。

両国が仲良くしたままであれば、こうした事態は生じなかっただろうが、政治に常に翻弄されるのが、政治的に未開発国の国民の宿命かもしれない。
ただ、日本人も気を許してばかりはいられない。日本映画が韓国で上映されるようになったのは2004年からであり、それまで韓国では自由に日本映画は上映されることはなかった。また、TVで日本語を流してはいけないとする規制は現在もしかれたままだ。少しづつ、緩和されて来ていたものの、先日はK-POPPOスターの歌詞に、日本語らしき(ポケモンの「ポケ」)と2文字入っているとして韓国KBSテレビは放送禁止にした。
こうした文化許容の貧困も双方の民族主義を煽る一因となっている。韓国は李承晩が徹底した反日教育を行い、そうした教育を受けた戦後世代が、今や韓国で経済的にも上り詰め実権派となっている。その実権派たちが、また新たなる世代に反日教育を徹底して植え込んでいるのが現状だ。やはり、両国関係における政治は千年秋が正しいようだ。

 

[ 2014年4月14日 ]
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