アイコン 中国観艦式 北朝鮮招待せず 代わりに韓国艦船2隻参加 進む朝鮮半島中立化構想

中国が海軍創設65周年を迎え、22、23の両日開催する山東省青島市での大規模な国際観艦式に北朝鮮を招待していないことがわかった。
 中国国防書は、北朝鮮は「西太平洋海軍シンポジウム』(WPNS)の会員国ではないため、シンポジウム年次総会と後続活動(国際観艦式)に、北朝鮮の参加を要請しなかった」という。
 同省は「中国は、4月下旬に青島で、西太平洋海軍シンポジウム第14回年次総会を開催する予定」とした上で、「中国は慣例により、会員国に限り年次総会参加を要請した」と説明。 
北朝鮮は過去、中国の観艦式に艦艇を派遣せず、朝鮮人民軍の一部関係者を派遣していた。

中国から艦船での参加を要請され、大喜び過ぎ、満面の笑みの韓国の民族政権であるが、韓国海軍は、次期護衛艦(FFX)「仁川」(2300トン)と韓国型駆逐艦KDX-ⅠⅠの「文武大王」(4400トン)を派遣するという。

中国は日本に対しては、艦船による参加を要請しておらず、ノコノコ関係者が出席するという。そうした中国側の動きに、米国も艦船による参加を見送り、関係者を出席させることになっている。
 中国の観艦式では、韓国、オーストラリア、インド、パキスタン、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、バングラデシュが艦船を派遣する。(中国と敵対するベトナムとフィリピンも日本同様要請を受けていないものと見られる)

最近の韓国紙の紙面は、中国と米国とは中立外交を展開するとした内容も多くなっている。朝鮮戦争で多くの犠牲者を出し、その後も北朝鮮や中国・ソヴィエトから守った米国に対して恩も忘れ果て、韓国は中国に急接近している。
当然、中国は、朝鮮半島の韓国を米国の影響から排除させ、半島全体の非核化どころか中立化をはかる動きに徹している。その一環として、習-朴の関係を緻密にし、朴からの要請では、少々のことは何でも聞き入れている。
韓国紙も同調しているようで、米オバマ大統領の今回の訪韓についても、「オバマ」と呼び捨ての見出しをつけたりもしている。

韓国の按配を図るため中国側は、11日の6ヶ国協議の韓中首席代表会談で、米韓合同軍事訓練の自制を韓国に求めていたという。韓国側は、今のところ、合同訓練は防衛のためであり、中国側の要請を受け入れることはできないと反論したものの、いつまで反論できることやら。
韓国では韓国紙が政権を牛耳っており、国民に対して、徹底した反日の民族主義を先導・扇動・洗脳している紙面ばかりとなっている。
そうした、韓国政権に対して、何でおべっかを使う必要があろうか、米国からのお願いにしろ、限度というものがある。

[ 2014年4月15日 ]
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