アイコン 不明のマレーシア航空機 時間切れで信号タイムアップ

行方不明のマレーシア航空機、この間、いろいろな情報がいろいろな国からもたらされ、真実の情報が何かさえ、疑わしい情報も多くあった。

 一番の疑惑は、豪州首相の発表であった。南極寄りの捜索地域(豪パースから南西へ2500キロ地点)は、あまりに遠く、また、捜索活動が難しい常に荒れ狂う海域だった。
飛行機の残骸と見られる漂流物の衛星写真の発表だったが、当該の衛星写真の提供元は発表されず、どこから提供されたものかも不明であった。それもマレーシア航空機が飛行しても到達できない地域であった。
常に西から東へ流れる南極海の海流、いろいろな漂流物があるとそれ以前から指摘されている海域でもあった。

豪州の衛星写真などを補填するかのように英の衛星会社インマルサット社の情報提供。それ以前に、マレーシア機のエンジンメーカーのロールスロイス社が、エンジン稼動信号は8時11分に途切れたと発表されていたが、さも、その後も飛行を続けていたとするインマル社の情報提供内容だった。

 遡れば、豪首相の発表前日、モルディブ共和国の島民たちの目撃情報がAFPから報道されていた。ところが、豪首相の衛星写真発表は、当該の目撃情報を打ち消すかのように発表されていた。(しかも、当該の目撃情報のその後の追跡調査は、海外のどこのメディアからも報道されていない。)

 次に、中国の捜索船が、ブラックボックスからと見られる信号を2回にわたりキャッチした。場所は、パースから北東へ1700キロ地点だった(豪の捜索地域とは2000キロ以上離れている)。
 それもまた混乱させるかのように、翌日には、南極寄りを捜索しているはずの豪州の捜索船が、中国が受信した海域地点より、さらに北へ500キロの地点でブラックボックスの信号らしき信号をキャッチしたと発表した。海域の深さは4000メートルもあるという。

 そうこうしている間に、不明後1ヶ月経過し、信号も電池切れで途絶えてしまったようだ。

 4月15日、捜索を統括するオーストラリアの合同調整センターは、米海軍提供の無人潜水艇で、初めての海底調査を6時間行ったと発表した。当面は、40平方キロの海底を音波探知機(ソナー)でくまなく調べるが、調査は数週間から数ヶ月かかるとの見方もあり、捜索の長期化も懸念される。
今更の用でもあるが最後の望みを太平洋に牛蒡状態で開始した。

何か、大きな力が作用しているような疑わしい情報内容ばかりで、何が真実かさえもなかなか見えてこないものばかりだった。
 そう思うのは記者ばかりだろうか?

 

[ 2014年4月15日 ]
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