アイコン ノバルティス社またまた重い副作用隠蔽 それでも医薬品業界世界第2位

スイスを総本社とするノバルティスファーマが「白血病治療薬」の重い副作用10例を把握しながら国に報告していなかったことが9日報道されている。
厚生労働省は、薬事法の報告義務に違反する可能性があるとみて調査しているという。
 ノバルティス社の白血病治療薬をめぐっては、東大が中心となって実施した臨床研究では、アンケートやデータを事前にノバルティス社の社員に渡すなど癒着した不適切な関係が発覚している。

今回報告漏れが明らかになったのは、東大病院の研究とは別で、ノバルティス社が昨年4月から今年1月に薬剤師や医師を対象に実施したアンケート「KIZUKIプロジェクト」で把握した症例で発覚していた。

 アンケートでは約700例の副作用情報が集まり、ノバルティス社は10例が重い副作用だったと判断していた。
 以上。

ノバルティス社に対しては、スパイを潜り込ませた臨床試験データ捏造した事件、ほかの副作用隠蔽事件、東大癒着事件など問題が山ほど見つかっている。
一方では、厚労省の医療行政の体質そのものの問題となっている。 しかし、厚労省は、遅々として当局を総動員させての調査をいっさい行わない。
何か、ほとぼり冷めるまで誤魔化し誤魔化しのようだ。また、医療業界や医療関係団体への天下りありの体質そのものの温存を図っているようだ。そうした厚労省には、各大学および付属病院・山ほどある各医学会と医薬品業界との癒着に、便乗しているド官僚たちや天下ったOBたちでいっぱいのようだ。

 厚労省は、早急に、検察・警察など総動員させてでも、ノバルティス社の問題に決着をつけるべきだ。
当然、営業免許取り消しも含めてだ。
ノバルティス社は捏造データをもとに、銭をばら撒き高血圧学会などを総動員させた営業により、降圧剤ディオバンを日本一の薬剤にするなど非道すぎる。

医薬品業界および医薬品売上高ランキング
http://n-seikei.jp/2014/05/2013-11.html

[ 2014年5月 9日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索