アイコン ホクレン/野菜貯蔵施設の設備工事で談合主導か/公取委検査 三菱電機冷熱プラント、日立など

北海道内のJAが発注する野菜貯蔵施設の低温空調設 備工事をめぐる談合疑惑で、発注業務を代行するホクレン農業協同組合連合会(札幌市中央区北4条西1丁目3番地、代表理事会長:佐藤 俊彰)が談合に関与していた疑いが強まったとして、公正取引委員会は21日、ホクレンの本所や支所など数カ所を立ち入り検査した。
 ホクレンは、受注させたい企業を指名して業者側に伝えるなどしていた疑いが持たれている。

ホクレンは、道内の各農協が出資して設立。入札手続きなどのノウハウがないJAに代わり、手数料を受け取って発注業務を行っている。
 公取委は3月、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで、設備業者の三菱電機冷熱プラント、北海道日立、サタケ、ナラサキ産業の計4社を立ち入り検査していた。
ホクレン農業協同組合連合会は、北海道の農協の集合体、全国各地にも営業所を設けている。

[ 2014年5月21日 ]
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