アイコン 新日鉄住金名古屋製鉄所でまた黒煙 12時間出続ける

愛知県東海市にある新日鉄住金名古屋製鉄所、構内で22日午後3時ごろに発生した停電でコークス炉から噴き出した黒煙は、23日午前3時半ごろに収まった。12時間黒煙が出続けた。
電気は22日午後11時過ぎまでにすべての施設で復旧。同社は、黒煙が出た四つのコークス炉以外の施設を順次再稼働させていく。
 同社によると、再稼働するのは、電源の回復後に安全点検を終えた施設。問題のコークス炉4基は、再稼働ができるかどうかを慎重に検討しているという。

コークス炉は、停電で炉内に溜まった一酸化炭素を含むガスを処理できなくなった。ガスが溜まったままになると炉が破裂する恐れがあるため、燃やして放出。その結果、12時間以上にわたって黒煙や炎が噴出した。
同社は「あくまでも通常の安全対応をしただけ」としている。
同社は停電の発生場所や原因について「調査中」とするが、東海市によると、自家発電の一部を中部電力の電源に切り替える作業中に起きたとの説明が同社からあったという。
同製鉄所では1月に停電で黒煙が発生するトラブルが2度あり、自家発電所で大型ブレーカーがショートするなどしたことが原因だった。

愛知県は22日と23日、同製鉄所に大気汚染防止法に基づき立ち入り検査をした。停電の原因を把握することが主な目的という。
新日鉄住金名古屋製鉄所は神様ではない。
当局は、新日鉄住金名古屋製鉄所は老朽化しており、原因を第3者の専門家に調査させ、原因究明と今後の対策が十分かどうかも含め検査後、再稼動させるべきだ。へっぴり腰の市や県の当局である。

[ 2014年6月23日 ]
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