アイコン 本日、全国で唯一の「特定抗争指定暴力団」指定解除 福岡

全国で唯一、「特定抗争指定暴力団」に指定されている指定暴力団の道仁会と、浪川睦会 (前の九州誠道会)は全国で唯一、対立抗争で住民に危険を及ぼすおそれのある「特定抗争指定暴力団」に指定されていたが、この1年半、抗争事件が起きてい ないことなどから、27日で指定が解除された。
特定抗争の指定が解除されると、今は使用が禁止されている事務所に組員が戻ってくるおそれもあることから、久留米署は、児童の登校の時間帯に事務所の前に立つなどして警戒することにしている。

全国に21ある指定暴力団、そのうちなんと5団体もある福岡県(北九州、旧産炭地の筑豊、福岡、久留米、旧産炭地大牟田に所在)、その2団体が「特定抗争指定暴力団」に指定されていた。この2団体は、元々1つの団体であったが、跡目をめぐり内部分裂、大抗争事件を繰り返した。この抗争では、2011年8月26日未明、警察が厳重取り締まり中の道仁会の会長宅に、78歳の元組員の老人が、拳銃・機関銃・手榴弾を携え、梯子で塀を乗り越え邸内に進入、手榴弾を爆発させ、機関銃を住居に向かって連射した事件も含まれる(・・・劇画の世界が現実化した一瞬だった)。

「特定抗争指定暴力団」:
指定暴力団のうち、対立抗争状態にあり、市民の生命・身体に重大な危害を加えるおそれがあるとして、都道府県公安委員会が指定した組織。
2012年10月の暴力団対策法改正でできた新制度。
指定されると、公安委員会が定める「警戒区域」内で
(1)組事務所の新設と立ち入り
(2)対立暴力団組員へのつきまとい
(3)対立暴力団の事務所や、その組員の居宅近くをうろつく
(4)同じ暴力団の組員が5人以上で集まる
の行為で即逮捕となる。

[ 2014年6月27日 ]
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