アイコン 東証1部ブラックの王将 2億5千万円給与未払い発覚、意識的に残業時間管理せず勧告

品も格もあるはずの東証一部上場の王将フードサービスは14日、社員とパート従業員の計923人に対し、2億5500万円分の賃金の未払いがあったと発表した。
 同社によると、2013年7月から14年2月までの間に、全国の直営店で残業時間を適正に管理せず、残業代の一部を払っていなかったという。
 2013年12月京都下労働基準監督署は、同社に対して、実際の労働時間に見合った残業代を支払うよう是正勧告を発していた。
未払い分は、今月中に支払う予定。費用を14年4~6月期に計上した。業績への影響は軽微という。

同社に対しては、長時間労働のためにうつ病を発症した男性が、2013年2月5日に提訴。うつ病発症直前の6ヶ月の時間外労働は月平均で135時間。また、新人研修は非常に過酷であり、パワハラと思われる研修内容でも問題視されている。

 男性は、京都府内の店舗で調理などの業務を担当していたが、長時間労働のためにうつ病を発症し、2011年4月から休職を余儀無くされている。
こうした訴訟事件を受け、動かざるを得なくなった京都下労働基準監督署は同社に調査に入り、結果、同社に対し是正勧告を発していた。

[ 2014年7月14日 ]
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