アイコン 韓国 "北には核原理主義を、日本には歴史原理主義をあてはめ、外交が完全沈滞"

東北アジアの外交変化と韓国’討論会
韓国ハギョレ新聞は14日、討論会の内容としながら、現在の朴政権について、現実的な記事を次のように掲載している。
 "朴槿恵(パク・クネ)政府は北朝鮮に対しては核原理主義を、日本に対しては歴史原理主義を適用し、一歩も前に進めずにいる。"
イ・ ウォンドク国民大教授(国際学部)は14日、ソウル中区のプレジデント ホテルで開かれた、慶南大極東問題研究所と漢陽大国際学大学院が主催し、<ハンギョレ>などが後援した‘東北アジアの外交地形変化と韓国外交の対応’政策 討論会で、朴槿恵政府の外交政策に対してこのように評価した。

最近拉致被害者問題の再調査と制裁緩和を対等交換する‘肝っ玉の大きい’合意を成し遂げた北朝鮮と日本に対して、韓国政府が過度に原論に執着した結果、相対的に外交的力量を発揮できなくなっているという指摘だ。
 特に、イ教授は、この日の討論で「朴槿恵政府の構想は立派だったが‘アクション’は停止状態であった。 (1)韓半島信頼プロセス、(2)東北アジア平和協力構想、(3)ユーラシア イニシアチブなどは‘マトリョーシカ’(ロシア人形)のようによく設計された一つのパッケージだが、1年半が経過した時点で見れば何一つ進行されなかった」と強く批判した。
イ教授は、更に続けて、当面の懸案よりは韓国主導の韓半島統一という遠大な観点で対日関係を眺める必要があるとし、韓-日関係の早急な改善とそのための韓-日首脳会談の必要性を強調した。
 北朝鮮-日本間の交渉が、韓半島の平和安定に役立ちうるという見解もあった。これは‘韓-米-日による北の核への対応共助’から日本が離脱することを憂慮する韓国政府の見解とは明確に異なる。
パク・ヨンジュン国防大教授は「北朝鮮の平和的改革・開放の誘導と南北和解・協力体制の構築、核廃棄などの大戦略を韓国政府が明確にするならば、北朝鮮-日本間の交流再開は(韓国にとって)肯定的資産になりうる」と語った。
ただし、パク教授は「韓国政府が北朝鮮-日本の関係を活用するには、韓-日関係が良好で、南-北も対話局面になければならない」という前提を付けた。
 以上。

韓国の軍高官は、日本が進める北朝鮮との拉致被害者救出交渉について、北朝鮮は韓国であり、日本は韓国の許可を持って、北朝鮮と交渉すべきことだと発言していた。その根拠が、韓国憲法の第1章第3条に、「大韓民国の領土は韓半島とその付随島嶼とする。」とあるしている。北朝鮮の憲法も同じことを書いているかもしけない。現実無視もいいころ加減だ。
軍が政治に関わるようでは、また韓国ではクーデターかとなる。北朝鮮と対峙している軍高官が述べるようなことではない。韓国紙はこうした軍高官までも総動員して反日論調を繰り返している。残るは李承晩の亡霊でも出させるつもりだろう。(朝鮮日報がしばらく、李承晩の亡霊を礼賛する記事を何回も掲載していたが、李承晩は、済州島で自国民の島民を何万人も殺した最悪の大虐殺大統領である。
(済州島は李王朝時代、流刑地であったため、本土の軍や民族派を使った差別的な大虐殺事件であった)
韓国の政権および政治家、全メディア・マスコミは、今回のハンギョレの記事を肝に銘ずべきだ。

朴大統領「内憂外患」仲良しこよしは習さんだけ
セヌリ党党首に非主流派の金武星議員を選出

韓国の保守系与党・セヌリ党の党大会が14日開催され、新党首に朴大統領に距離を置く非主流派の金武星議員(62)を選出した。
 金議員は、釜山を地盤とするベテラン議員(5選目)で、次期大統領候補にも取り沙汰される人物。朴大統領の後見役とされる徐清源ハンナラ党(現:セヌリ党)元代表(71)との事実上の一騎打ちを制した。
韓国のマスコミは、いつもはこと細かく記載するものの今回は、金議員が非主流派であることを一切記載していない。
 

[ 2014年7月15日 ]
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