アイコン 6月の機械受注 17.1%増 民需8.8%増 4~6月14.4%増 外需42.2%増

内閣府が8月14日に発表した6月機械受注統計によると、機械受注総額の動向は、前月(26年5月)比▲30.55%減の後、6月は同17.1%増の2兆5,451億円となった。 但し、前年比では▲3.0%減だった。

1、需要者別にみると、民需は前月比0.5%増の8,513億円、官公需は同▲24.0%減の2,766億円、外需は同62.8%増の1兆4,226億円、代理店は同3.1%増の1,041億円となった。

2、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、26年5月前月比▲19.5%減の後、6月は同8.8%増の7,458億円となった。
このうち、製造業は同6.7%増の3,024億円、非製造業(除く船舶・電力)は同4.0%増の4,441億円となった。

3、4~6月をみると、受注総額は前期比14.4%増の7兆8,446億円となった。
需要者別にみると、民需は同▲10.0%減の2兆7,527億円、官公需は同30.3%増の9,374億円、 外需は同42.2%増の3兆9,111億円、代理店は同7.2%増の3,037億円となった。
また、「船舶・電力を除く民需」は、同▲10.4%減の2兆2,824億円、製造業は同▲8.5%減の9,343億円、非製造業(除船舶・電力)は同▲6.7%減の1兆3,905億円となった。

4、7~9月の見通しをみると、受注総額は前期比▲15.3%減の6兆6,416億円の見通しになっている。 需要者別にみると、民需は同▲1.6%減の2兆7,078億円、官公需は同▲14.2%減の8,039億円、外需は同▲28.3%減の2兆8,058億円、代理店は同▲1.1%減の3,003億円の見通しになっている。
また、「船舶・電力を除く民需」は、同2.9%増の2兆3,484億円、製造業は同▲0.5%減の9,296億円、非製造業(除船舶・電力)は同2.2%増の1兆4,218億円の見通しになっている。

なお、1~3月の受注総額は、前期比4.3%増6兆8,594億円だった。
需要者別にみると、民需は同6.1%増の3兆577億円、官公需は同▲11.5%減の7,196億円、外需は同6.5%増の2兆7,499億円、代理店は同▲7.9%減の2,833億円となった。 また、「船舶・電力を除く民需」は同4.2%増の2兆5,474億円、製造業は同3.9%増の1兆213億円、非製造業(除船舶・電力)は同▲1.0%減の1兆4,898億円となっていた。

以上、
4・5月から回復してきているものの、民需は弱く外需依存型となっている。

[ 2014年8月14日 ]
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