アイコン 12号崩れ熱低大雨で危険な状態と発表/気象庁 915hpsの猛烈な11号接近中

大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号発令/平成26年8月4日04時57分 気象庁予報部発表
高知県では降り始めからの雨量が1000ミリを超える大雨となっているところがあります。四国地方では4日昼前にかけて猛烈な雨が降るところがあり、大雨が続くでしょう。土砂災害、河川のはん濫や増水、低い土地の浸水に厳重に警戒してください。

<気圧配置など>
黄海には台風第12号から変わった熱帯低気圧があって、ゆっくり東に進んでいます。熱帯低気圧は朝鮮半島付近で次第に不明瞭となりますが、西日本の太平洋側を中心に、5日にかけて暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。また、5日は北海道の北を前線を伴った低気圧が北東に進むため、北海道付近には5日にかけて暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。

<防災事項>
南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、四国地方では局地的に非常に激しい雨が降っています。高知県では1日3時の降り始めからの雨量が1000ミリ超えているところがあるなど、四国地方で土砂災害の危険度が高まっています。
西日本では5日にかけて所々で雷を伴った激しい雨が降る見込みで、四国地方では4日昼前にかけて1時間に80ミリの猛烈な雨が、5日明け方まで非常に激しい雨が降り、大雨が続くでしょう。 
北海道地方では、5日にかけて局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。
5日6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
四国地方        400ミリ
北海道地方       120ミリ
の見込みです。北海道地方では5日6時以降も雨量はさらに増える見込みです。
土砂災害、河川のはん濫や増水、低い土地の浸水に厳重に警戒してください。
また、四国地方と北海道地方では、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

<補足事項等>
地元気象台の発表する、警報や注意報、気象情報等に留意してください。次の、「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は4日17時頃に発表する予定です。
以上、気象庁

日本周辺は、太平洋高気圧が弱いまま小笠原あたり(北緯30度、東経150度あたり)に停滞、そのため日本への高気圧の張り出しも弱く、日本全土が大陸にある高気圧と太平洋高気圧に挟まれた状態となっている。そこに今回の12号台風が沖縄-九州西海上を北上して、現在韓国中部西の黄海側にあり、まもなく上陸する。
現在は気圧も上がり勢力も弱くなり熱低となっているが、その熱低に向け、東から反時計回りに太平洋の暖かい湿った空気が入り続けており、南九州・四国・紀伊半島で大雨となっている。12号が九州西海上を進んだため、進行速度が遅く、長時間にわたり大雨をもたらしている。
この熱低は今後、偏西風に押され韓国中部を横断し、日本海へ抜けるものと見られ、その間も気圧配置の状況からゆっくりした動きが予想され、引き続き、湿った空気が太平洋から入り込み続け、進路方向東側は大雨の危険性が引き続きあり、厳重な注意を要する。
猛烈台風12号については、7日沖縄方面、8、9日には九州に最接近・上陸も考えられ、これもまた、大陸高気圧と太平洋高気圧の間の低気圧地帯にある日本太平洋岸(上陸の可能性あり)を進み、太平洋の暖かい湿った空気が入り込み続けることから、豪風とともに大雨に厳重な注意が必要。
 
<猛烈台風11号にも注意を>
台風第11号 (ハーロン)
平成26年08月04日06時35分 気象庁発表
<04日06時の実況>
大きさ
-
強さ
猛烈な
存在地域
フィリピンの東
中心位置
北緯 16度20分(16.3度)
 
東経 131度05分(131.1度)
進行方向、速さ
西北西 15km/h(9kt)
中心気圧
915hPa
中心付近の最大風速
55m/s(105kt)
最大瞬間風速
75m/s(150kt)
25m/s以上の暴風域
全域 170km(90NM)
15m/s以上の強風域
南側 440km(240NM)
 
北側 370km(200NM)
今後、進路を北向きに変え、7日に沖縄へ・九州へ接近する見込み。
 
台風
[ 2014年8月 4日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索