アイコン アメリカ企業を脅かす中国当局のジャブ アップル・シマンテック

米セキュリティーソフト大手シマンテックは4日、同社の製品は中国で使用禁止になっていないとし、同社が中国のウイルス対策ソフトの認定サプライヤーリストから除外されたとの報道を否定した。
中国共産党機関紙の人民日報は3日、英語版のツイッターで、同国の中央政府調達局がシマンテックとロシアのカスペルスキー・ラボをウイルス対策ソフトの認定サプライヤーのリストから除外したと報じた。
シ マンテックの広報担当はロイターに対し、同リストは一部の製品の調達に限られると指摘したうえで、「シマンテックの製品は中国政府によって使用を禁じられ ておらず、この報道について調査している。われわれは今後も、中国政府が進めるプロジェクトに応札し、案件を獲得していく」と語った。
以上、ロイター

米中サイバーセキュリティ戦争は、双方のIT経済にも影響を及ぼしつつある。アップルのiPhoneは、米国のハッカー大会で、バックドアが仕掛けられていると関係者が公表、待ってましとばかりに、中国政府は、意図的にITジャーナリストに対して、中国の政府や軍機関はiPhoneを使用すべきではないと中国共産党系新聞に掲載させた。バックドアについてアップルは否定しているが、規制当局の米政府とジュルジュルの関係にあり、まんざらでもなさそうだ。
 もしも、中国の政府機関がアップルに対して、こうした販売規制を取れば、やっと中国という大市場で大販路会社と販売提携して、大量販売に漕ぎ着けたアップルには大打撃となる。(iPhoneは利益が取れる高級機種であり、落ち目のサムスンは願ったり叶ったりであろうが・・・。)

 

 

[ 2014年8月 5日 ]
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