アイコン スクエニ家宅捜査受ける/「ハイスコアガール」で許可なしにSNKのキャラ使用 

大阪府警は5日、コミック誌で連載されている漫画の作中で、人気ゲームのキャラクターを無断で使用したとして、著作権法違反容疑で、発行元の「スクウェア・エニックス」の本社など関係先を家宅捜索した。
著作権侵害の疑いが持たれているのは「月刊ビッグガンガン」誌上で押切蓮介氏が連載している「ハイスコアガール」。
府警は押収資料の分析を進めるとともに、会社担当者や作者らから任意で事情を聴く方針。
ス クウェア・エニックスは、この「ハイスコアガール」の漫画の中で、ゲームソフト販売・開発会社「SNKプレイモア」が著作権を持つ対戦型格闘ゲーム「ザ・ キング・オブ・ファイターズ(KOF)」や「サムライスピリッツ」などのキャラクターを、許諾なしに勝手に使用したとしている。
ハイスコアガールは、1990年代を舞台にしたラブコメディー作品。主人公がゲームマニアで、作中で当時ブームになったさまざまな格闘ゲームをプレーする。その中でKOFやサムライスピリッツのキャラクターが100ヶ所以上にわたって登場していたという。
単行本の巻末には、著作権表示によく使われる(C)マークとともにSNK社の名前が他の複数のゲーム会社とともに記され、許諾を得たような体裁になっていた。

スクウェア・エニックスは、複数の漫画誌を発行。ドラゴンクエストやファイナルファンタジー(FF)シリーズなど人気ゲームソフトの製作でも知られる。
ドラクエ・FFにいつまでもしがみつき、時代は家庭用ゲーム機器から今やスマホ、これまで付いていけなかったのかなあ。やっとスマホに投入しているようであるが・・・。
人様の版権に対する管理能力もなくしてしまったようだ。巻末に許諾を得たような体裁ではさらにタチが悪い。・・・こうした捜索を受けても同社は何もコメントを出していない(8月6日10時現在)。同社は、ズータイは大きいものの単なるゲーム開発会社で、組織のテイをなしていないようだ。

連結/百万円
2012年3月期
2013年3月期
2014年3月期
売上高
127,896
147,981
155,023
営業利益
10,713
-6,081
10,543
経常利益
10,297
-4,378
12,534
当期利益
6,060
-13,714
6,598
 
[ 2014年8月 6日 ]
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