アイコン カジノのユニバーサルエンターテイメント/第一四半期 フィリピン進捗

元々パチスロ機のアルゼ、パチスロ機で成長した企業であるが、収益源は現在 もパチスロ機、最近も『緑ドンVIVA2』『B-MAX』などを投入している。しかし、パチンコ・パチスロ市場が、5号機問題・サラ金規制強化問題・長期 不況などからパチンコ離れが生じ、今や市場規模は10年前30兆円超から19兆円まで(2012年度)減じているとされる。
そうした中、パチン コ・パチスロのゲーム機業界は、豊富な自己資本を元に、総合娯楽産業や海外カジノに食指を伸ばし、同社もラスベガスのウィン社に投資して進出を果たした。 しかし、ウィン社と仲違いし、泥沼の訴訟沙汰に。同社が独自で進めたフィリピンカジノリゾート大開発(4区画の1区画、マニラベイリゾーツ)も政府関係者 に賄賂の不正があったのではとウィン社やロイターからたたかれ、ロイターも含め訴訟合戦が繰り広げ、米司法当局も調査に乗り出している。

フィリピンのカジノ開発事業は、総投資額約20億ドルともされる巨大カジノ計画、不動産投資会社やカジノ運営会社をフィリピンに設立して乗り出した。しかし、アロヨ大統領の人脈と懇意にしていたものの大統領が変わり、諸問題をスムーズに進捗させるため、資本の一部をフィリピン企業に渡し、合弁にて進出することに変更している。 当変更により、ある程度、フィリピン問題は払拭されたものと見られる。同社の報告によるとカジノ施設は、6階まで建築が進捗しているそうである。
既にカジノが解禁されている韓国では、日本のパチンコ業界のいろいろな会社が、既にカジノ関係企業へ資本参加したり、最近の施設建築へ投資を行ったり、日本のカジノ解禁を見据え、投資・勉強中となっている。

それほど、近年寡占化したパチンコ店大手やパチンコ・パチスロゲーム機大手は、潤沢な資本を保有しているところばかり。また、韓国への進出は、在日関係者がパチンコ・パチスロの大手店・機器の双方の業界に多く、その人脈により、進出は容易のようである。
なお、韓国のカジノは、外人専用と国民併用型の施設に分かれる。また、経営は、不動産施設会社のホテルとカジノ運営会社に分かれ、ロッテホテルや新羅ホテル内にもカジノ施設がある。

韓国では、パチンコは博打と認定され日本からの進出はない。韓国では、最近の課金制スマホゲームも射幸心を煽るとして、時間制限を設ける動きがあるほど「博打」として認識されている。日本でも問題があるが、日本より何でも極端すぎる民族性が禍しているのだろう。

連結/百万円
売上高 
営業利益
経常利益
当期利益
14年3月期Q1
5,694
-2,525
-1,648
-1,251
15年3月期Q1
17,179
3,745
2,514
720
15年Q1/14年Q1比
301.7%
 
 
 
15年3月期予想
97,000
21,000
20,000
9,000
15期予想/14期比
111.8%
85.2%
84.7%
95.7%
14年3月期
86,760
24,650
23,626
9,409
13年3月期
99,182
35,897
44,873
27,449
12年3月期
74,858
26,349
33,368
31,380
2015年3月期Q1
総資産
純資産
自己資本
自資本率
 
236,276
190,049
188,709
79.9%
 
[ 2014年8月11日 ]
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