アイコン ロシアのマック一部営業停止処分 オバマの砲弾は経済制裁

ロシア消費者権利保護・福祉監督庁は20日、モスクワ市にあるファストフード大手「マクドナルド」の4店舗で衛生上の問題が見つかったとして、暫定的な営業停止処分の手続きを開始したと発表した。ウクライナ情勢をめぐり対立する米国への圧力の一環とみられる。
 マクドナルドは、モスクワ市内やロシアの主要都市で多数の店舗を展開。米国を代表する企業として知られており、一部店舗の営業停止により、米国との対決姿勢を国民にアピールする狙いもあるとみられる。
 以上、報道。 

ロシアが反撃に出ている。経済制裁をジュワジュワッと強化してきた欧米であるが、先般の金融制裁強化では、ロシアのLCC会社の飛行機のリース契約を欧州企業に解除させた。

飛べなくなったロシアのLCCであるが、これまで欧米の制裁に我慢していたプーチンがプッツリ切れた。返す刀で、欧米からの農産物の輸入禁止措置を取った。
こうした事態に欧州経済に再び暗雲が立ち込めている。ウクライナ問題による制裁で、すでにロシア経済は悪化しており、その影響を受けている対ロシア輸出企業や進出企業も多いが、更なる制裁合戦により、欧州企業は大きな痛手を被ることになる。

アメリカとロシアの貿易額は欧州に比べれば、月とスッポンの関係、アメリカ主導で行われた制裁であるが、制裁合戦が長引けば、貿易額が少ないイギリスを除く欧州各国の政権党は選挙に怯えることになる。秋になれば、欧州の3割をまかなっているLNGのパイプラインの開閉まで問題となってくる。
アメリカのオバマは、経済制裁してもされても影響はほとんどないが、欧州は農産物だけでも経済全体に大きな影響を出すことになる。アメリカは常に自国の利益しか考えない国である。
プッツリプーチン。

[ 2014年8月21日 ]
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