ＬＩＮＥ／ネット通販事業強化 共同購入で割引など新サービス
スマホ無料通信アプリの「ＬＩＮＥ」は、ネット通販事業を強化しようと、友人どうしで商品をまとめて購入すると、割り引きを受けることができる新サービスを始める。
ＬＩＮＥは、専用のアプリを使ったメッセージのやり取りに加え、衣料品や雑貨などの商品を売買できるネット通販事業も始めている。
今回、この分野を強化しようと新サービスを始めることになったもので、メッセージをやり取りしている友人どうしが、食料品や日用品などをまとめて購入した際に、割り引きを受けることができるようにする。
また、一括で商品を購入した場合でも、それぞれの住所に商品を送ることもできるようにするとしている。
ＬＩＮＥは、こうした新サービスを通じて、アマゾンや楽天などとは異なる形で、ネット通販を新たな収益源に育てる計画。
親会社のＮＨＮのゲーム部門は、売上高の６割を占める韓国でゲーム依存症対策などから規制強化の動きがあり、子会社のＬＩＮＥが、飛躍的に成長させた無料通話通信アプリ「ＬＩＮＥ」も中国では、反政府に利用されるとして通信が遮断されている。
今秋、ＬＩＮＥは、時価総額１．３兆円ともされるＮＹ・東京での上場により、遅れているアメリカ事業での成長を期待しているが、日本を始め、無料から付加価値を付け、世界へ収益ビジネスモデルを拡大させる事業を活発化させている。
すでにＬＩＮＥ登録件数は５億件を超えており、ＬＩＮＥをプラットフォーム化させることにより、事業拡大余地を限りなく有している。
[ 2014年8月28日 ]
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