アイコン エボラのギニアで暴動 55人負傷

フランス公共のラジオ・フランスは30日、エボラ出血熱が流行するギニア南東部ヌゼレコレで、感染対策に抗議する住民と治安部隊との間で28、29の両日、衝突があり、少なくとも計55人の負傷者が出たと報道した。
 ヌゼレコレでは、赤十字の医療チームが市場をスプレーで消毒した際、逆にエボラ熱を拡散させているとの噂が広がり、暴動が発生。夜間外出禁止令が出された。
 地元の州知事は「エボラ熱流行の事実を理解している人たちがいる一方、感染症が外から持ち込まれていると考える人たちもいる」と述べている。
 以上。

 奥地では教育も行き届いていない国であり、まだシャーマニズムも残り、エボラを理解できる人たちも少ないことだろう。また、理解したくない人たちも多いと思われる。

エボラ対策は、西欧医学により推し進めるしかないだろうが、一方で、住民に対して、エボラの教育も必要だ。こうした状況では、収束には、かなりの時間を要するものになってしまう。
 8月17日には、リベリアの首都モンロビアで、武装した男らが「エボラは存在しない」と叫びながら、感染者の病院の隔離施設を襲撃し、少なくとも患者20人が逃走したと報じた。その後、逃走したのは37人と判明、全員病院に再収容されたと報道されていた。
 西アフリカ3ヶ国は人の移動が制限され、封鎖された状態にあり、野菜など食物が高騰、エボラ拡散に危険な、暴動が発生しやすい状況に至っている。
 
 

[ 2014年9月 1日 ]
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