アイコン 世界主要国製造業のPMIと中国の貿易 厳しいフランスと豪

<中国貿易収支>
中国税関当局が発表した8月の中国の貿易統計は、輸出が予想を上回ったものの、輸入が予想外に減少し、内需が低迷している。
輸出は、前年同月比9.4%増、輸入は、同▲2.4%減。市場予想は輸出が前年比8.0%増、輸入は同1.7%増だった。
貿易収支は輸入が減少したことで498億ドル黒字の過去最大となった。市場予想は400億ドルの黒字だった。
輸出は、7月の14.5%増から伸びが鈍化。輸入は2ヶ月連続で予想外の低迷となった。輸出が鈍化したが、世界的な需要は堅調なことを示した。

<中国のPMI>
中国国家統計局が9月3日発表した8月の非製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.4で、6ヶ月ぶり低水準だった7月の54.2から小幅上昇した。
新規輸出受注指数は51.6に上昇。7月は49.8だった。ただ、新規受注全体を示す指数は7月の50.7から50.0に低下している。不動産セクターの低迷が引き続き重しとなったとみられる。雇用は49.6と前月比で小幅上昇したものの、引き続き50を下回っている。
以上。
中国では、車は売れているものの、輸入が減少しており、大量消費が好きな中国人の消費が大幅に減退しているようだ。消費不振は不動産の下落とともに内需不振に陥っている証か。
ドイツ経済は中国様に助けられているが、フランスはどこも助けてくれず、ウクライナ問題では、ロシアによる農産物輸入の逆制裁でマイナスになってしまっている。フランスは農産国でもある。
フランスもドイツのように中国様に土下座外交をすべきなのだろうか。
 

<中国のPMI>

[ 2014年9月 8日 ]
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