アイコン イオン/下関のレッドキャベツを子会社化

何回ともなく、身売りの噂が流れていた食品スーパーのレッドキャベツ。結婚相手がいよいよ見つかったようだ。
イオンは8日、山口県のディスカウントスーパー、レッドキャベツと資本業務提携し、レッドキャベツを連結子会社化すると発表した。
9月22日に、イオンはレッドキャベツによる第三者割当増資を引き受け、86.7%の株式を取得する。
レッドキャベツの店舗数は41店で、2014年7月期の売上高は307億円。

レッドキャベツが事業展開する山口県西部と、福岡を中心とする北部九州の食品スーパー業界は、ゆめタウンやイオンモールなどの大型商業施設からルミエールやトライアルなどのディスカウントまで乱立、業種や業態を超えた競争に加え、消費税増税を契機とした節約志向や生活防衛意識の高まりにより、事業環境は厳しさを増している。
イオンと提携することで、経営効率化や事業競争力の強化を図る。イオングループから取締役と監査役を派遣する。
今後、両社は、速やかに提携委員会を設置し、レッドキャベツの有する生鮮食品を中心とする地域密着商品の調達力と、イオンの有するグローバル調達力や「トップバリュ」、電子マネー「WAON」などの経営資源の融合を進める予定。

㈱レッドキャベツの概要
商号
株式会社レッドキャベツ
代表者
代表取締役社長 岩下 良
本社所在地
山口県下関市山の田本町1番9号
株主
岩下 良 100%
設立年月
1984年8月
資本金
 3,200万円
主な事業の内容
食品スーパーマーケット事業
決算期
7月20日
従業員数
1689名(うち正社員344 名)
店舗数
41 店舗(山口県8 店舗、福岡県22 店舗、長崎県7 店舗、佐賀県2 店舗、熊本県2 店舗)
直近売上高
307億87百万円(2014/7期)
 
[ 2014年9月 9日 ]
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