アイコン 中国なんと「スマート箸」開発 悲しいかな下水溝加工油対策

中国の大手検索サイト「百度」が3日に行った2014百度世界大会で、同社が発表した「スマート箸」が注目を集めているという。
中国メディアの山東商報は5日、百度が発表したスマート箸は見た目は普通の「箸」と何ら変わらないとしつつも、「スマート箸には、油の質や甘さ、Ph値などを測定できるセンサーが搭載されている」と紹介。

さらに、スマート箸にはLEDが搭載されており、センサーで計測したデータの「合否」を示してくれると紹介。
さらに、データはスマホにブルートゥースで送信することもできると伝えている。

中国では、排水溝や下水溝に溜まった油をろ過・化学薬品で精製し、違法な食用油として流通する「下水油」が社会問題となっている。

食用油は使用とともに劣化するが、下水油はその名のとおり、一度廃棄された油を「再利用」しただけのもので、大量の発がん性物質などが含まれていることが確認されている。

中国では菜種などの食物油が需要の拡大に追いつかず、高値販売されている。そうしたことから、安価に販売される下水溝油が、超人気化、人の健康度外視で大量に使用されていたことが発覚した。見た目にはまったくわからないほど精巧に製造されているが、製造工程で数多くの発ガン性化学物質の薬品が使用されており、危険そのもの。
昨年、発覚当時は多くの一流料理店でも使用されていたことが報道されていた。銭のためなら人の健康や命などまったく省みない中国の守銭奴企業がなんと多いことか。
今では日本へも大量に中国の食材が輸入されている。その食材を日本で再加工すれば、原産地表記をする必要もなく、大手食品会社が大量に扱っている。中国の末端では何が使用されているか食の安全など期待する方が無理。使用材料が全部国産表記されているだけで安心できる今の日本となっている。
以上。

中国のこうした下水溝油を真似て台湾でも食用油の「強冠(高雄市)」が販売していたことが発覚。下水溝油782トンが製造され、既に400トンが消費されているという。当局は営業停止処分に処した。9月8日からの中秋節に欠かせない月餅の製造工程で使用されていたことが発覚、販売していた百貨店やスーパーで大返品騒動となっているという。

[ 2014年9月10日 ]
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