アイコン 愛媛の強豪「済美高」 いじめ暴行事件で1年間の対外試合禁止の厳しい措置 来夏も絶望

日本学生野球協会は9日、東京都内で高校、大学の不祥事への処分を決める審査室会議を開き、2年生6人による1年生への悪質な部内いじめがあった私立済美高(愛媛)に8月9日から来年8月8日まで1年間の対外試合禁止処分を科した。来夏の甲子園大会出場も絶望となった。

済美高のいじめ暴力事件は、2年生が1年生の口に臭くてもおかしくなるカメムシを入れたり、灯油を飲ませようとしたりしたほか、十数人の1年生部員が数人の2年生部員に太ももを蹴られたり、尻をバットでたたかれたり、恒常的に暴力を振るっていたとされる。

審査室は、被害に遭った部員が19人と多いことも重く見て、対外試合禁止処分で最も長い期間となったという。
済美高野球部は上甲正典監督(67歳、9月4日がんで亡くなる、選抜優勝校の宇和島東の元監督)の下、春夏の甲子園に通算6度出場し、春は優勝と準優勝、夏も準優勝の実績がある強豪だが、高齢でもあり目が行き届かなかったのだろう。当然、選任のコーチもいるだろうが何やっていたのだろうか。

野球少年は、小さいときから野球漬けになり世間が狭くなっている。監督やコーチには、野球少年に対して、野球を通し人格教育を行うことが求められている。
ドラフトの目玉となっている済美高の157キロ右腕「安楽智大投手」3年生は、いじめ事件には関係ない。

[ 2014年9月10日 ]
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