アイコン 日立製作所/佐伯市の戸籍電子化で戸籍ミス 1家族の一部消失

大分県佐伯市の1家族の戸籍の一部がなくなった。戸籍の電子化作業を請け負っていた日立製作所の入力作業ミスが原因だった。
今年2月、この戸籍の筆頭者となる男性が死亡、妻が相続手続きのために戸籍謄本を請求したところ判明したという。
 佐伯市は電子化を日立製作所に依頼して2002年~3年に実施、同社が紙の戸籍をデータ化する時、誤って別の男性の戸籍データを、当該の男性の戸籍に上書きしたものだったと判明。

紙の戸籍謄本は既に廃棄されており、市は婚姻などの届け出を記録した「戸籍受付帳」を基に当該家族の戸籍を修復、しかし、戸籍の修復には法務省の許可が必要で、許可をもらうのに約半年かかったという。その間、相続した妻は、正式な相続手続きができず、夫名義の銀行口座から預金が引き出せず、「葬儀や法事、税金の支払いにも困った」という。役所仕事は上に行くほど時間がかかる典型例。
 
何か、年金喪失記録の事件のようである。戸籍を紙からデータ化は、人の手で入力するものであり、2重3重のチェックが必要な戸籍謄本という重要な書類のデータ化であったにもかかわらず、なされていなかったと見られる。
以上、大分新聞参考

[ 2014年9月10日 ]
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