アイコン 有名牛産地偽装の(株)萬野畜産/自己破産へ

牛主体の食肉加工卸販売会社(株)萬野畜産(大阪府守口市南寺方東通2-4-25、代表:萬野彰)は9月16日事業停止、事後処理を平山博史弁護士(電話06-6364-4451)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約12億円。
同社は大正年間創業の老舗の食肉卸業者であるが、産地偽装が発覚して信用失墜していた。

2014年8月29日の新聞報道
 北海道産の牛肉を「飛驒牛」などと偽って表示していたとして、農林水産省近畿農政局は(8月)29日、大阪府守口市の食肉販売加工会社「萬野(まんの)畜産」に表示の是正を求め、JAS法に基づく指示と牛トレーサビリティー法による勧告を出した。
問題の牛肉は、西日本の百貨店などで中元や歳暮用として売られていた。
 同局によると、萬野畜産は2007年6月~今年5月、北海道産など35都道県の黒毛和牛122商品(約16トン)を「岐阜県産飛驒牛」と偽り、35都道県の黒毛和牛30商品(約1.9トン)については「三重県産」と偽って表示、販売していた。表示を偽るほか、個体識別番号も偽装していた。
同社は6月に申告し、「仕入れ量を確保できなかったため、常態的に偽ってしまった」と説明したという。

[ 2014年9月17日 ]
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