「日本原カンツリー倶楽部」の東中国開発(株)/民事再生申請 岡山県美作
東中国開発(株)(岡山県美作市瀬戸276-3、代表:井上義朗)は9月19日、申請処理を中上幹雄弁護士(電話079-298-1314)ほかに一任して、大阪地方裁判所へ民事再生法の適用申請をした。
負債額は約36億円。
会員権の償還問題を抱える中、不況でゴルファーの集客不足が続き、アベノミクスでも改善が見られず、円安による燃料費高騰で関西方面から客も激減して今回の事態に至った。
最近の売上高は2億6千万円前後、ゴルフ場経費にはコース維持費がかかり、一般に18Hでも最低4億円前後は必要とされている。
コースは丘陵コースの瀬戸コースと那岐コースの36ホール、会員数は2090名となっている。
日本のバブルの象徴が会員権販売の資金により超高額で開発されたゴルフ場だろう。ゴルフ場の売買は収益還元方式でなされており、大都市圏近隣でない限り二束三文で取引されている。
どこかに売却するのだろうか?
[ 2014年9月22日 ]
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