今時の関西学院大学生 ダンスクラブでスリゲーム 被害30件
兵庫県警12日午前、ダンスクラブで客の財布を盗んだとして窃盗容疑で関西学院大 学生が逮捕された事件で、別の客からも財布を盗んだとして窃盗容疑で、同大3年の藤谷容疑者(20)を、盗んだ財布をもらったとして盗品等無償譲り受け容 疑で同大3年の会野容疑者(20)をそれぞれ再逮捕した。
藤谷容疑者は、7月6日午前1時半~2時10分ごろ、神戸市中央区北長狭通のダンスクラブで、男性会社員(26)のポケットから現金約2万2千円入りの財布を盗んだ疑いが持たれ、会野容疑者は盗品と知りながら藤谷容疑者から財布を貰った疑いが持たれている。
いずれも容疑を認めている。
2人は、スマホの無料通信アプリを通じて「今日(クラブに)行く?」などと誘い合っていたと供述しており、窃盗の成果をゲーム感覚で競い合っていたという。
同店では、昨年6月から今年10月にかけて同様の被害が約30件あり、ほかにも関係者がいるとみて調べている。
2人は関西学院大学で柔道部に所属。部員の逮捕を受け、同部は10月24日、無期限活動停止を決定。同25日から尼崎市で開かれた全日本学生柔道体重別団体優勝大会の出場も辞退した。
こうした犯罪の意識のないアホな大学生がいると、ほかのまじめな学生に大きな迷惑をかけることになる。関西学院大学の柔道部の顧問や監督は、まず武道の精神教育から徹底的に指導すべきだろう。
これまで大会に向け一生懸命練習してきた柔道部の学生たちは無念の辞退となってしまった。
残念だ。
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