アイコン 日本はこんな市議会の連中に任せててよいのか 3/4逮捕の平川市議会議員たち

青森県平川市の市長選挙を巡る選挙違反事件で、市議会議員20名のうち15名が逮捕された平河市議会。
平川市議会では、12月定例議会初日の12月4日、一部の議員から逮捕された議員への報酬の支給を停止する条例案と、議員全員の報酬を削減する条例案が提出されたが、いずれも反対多数で見事否決された。
平川市では、今年1月に行われた市長選挙を巡って、市議会の4分の3にあたる15人の議員が逮捕され、現在も逮捕された6人の議員の裁判が続いている。

4日から始まった平川市の12月定例議会で、過半数を超える10人の議員から、議員が逮捕された場合、その議員に対する報酬や期末手当の支給を一定期間、停止するとした条例案が提出された。

提出者を代表して、原田淳議員が提案理由の説明に立ち、「選挙違反事件で逮捕・起訴された議員に、議員報酬が支払われているのは市民の納得が得られない。議会への信頼を回復するためにも、報酬の支給を停止することが必要だ」と述べた。

これに対し、2人の議員が反対討論に立ち、このうち齋藤英仁議員は「判決が確定しない限り、有罪であるとは言えない。警察が容疑をかけただけで支給を停止するのはおかしい」などと述べた。

このあと無記名投票による採決が行われ、賛成が提出者の数を下回る8票だったのに対し、反対が9票と、1票差で否決された。

また、4日の本会議では、辞職や失職した議員が相次いだことを受けて、今年7月に行われた補欠選挙の費用を議員が負担すべきだとして、議員全員の報酬を、来年1月から7ヶ月間、一律50%削減する条例案も提出されたが、賛成7票、反対10票の反対多数で否決された。
平川市議会では、今年9月の定例議会でも議員報酬を来年度から5年間、一律23%削減する条例案が提出されているが、反対多数で否決されていた。
以上、

信頼回復への取り組みに、またも背を向けるかたちとなったが、逮捕だけでは市議会の信用信頼は損なわれないと断言したといえる9人の議員、有罪判決を受け初めて、市民に対して信用信頼が毀損すると。逮捕された事実に対し、主権在民の市民が議会に対して信頼を損ねている事実に対して何とするのか。

全国の地方議会そのものが、利権の塊の域をいまだ脱せず、チェック機関も機能せず、警察トップも行政トップや議員とチンクソの関係にあり、地方に予算を与えたらば、好き放題・やりたい放題・私利私欲に予算を誘導するだけであり、予算を付けた地方分権など100年早いというものだ。
善後策としては、市町村解体である。市町村を1/3まで減らし、全地方議員数も2/3以上減らすことが望まれる。多すぎるから、ろくなことしか考えない連中が、徒党を組み、地方を我が物顔で牛耳っているのが実態だ。汚職や賄賂は今も裏では氾濫しており、表に発覚しないのは、過去の教訓を生かし、手口が巧妙になっているだけだ。議員を減らせば、国や自治体から出て行く金が減り、国の破綻間際の財政も少しは助かるというものだ。

齋藤英仁議員については、次のように報道されている。
市長選をめぐる買収事件で15人が逮捕された平川市議会。投票率は2011年の73.97%から39.87%に激減。補欠選挙で当選した斎藤英仁氏は「例えば、遊説行って帰ってくればビールを飲んでワイワイやる。選挙前はそういうこともあった。今回からはどこの議員もやっていないのでは」とコメントした。
政治アナリストの伊藤惇夫は「とてもクリーンになったとは言えません。津軽選挙と言われるだけあって何度も何度も選挙違反。買収行為、それが立件されている歴史がある。まともな市議会運営ができるのかというのが大きな課題」とコメントした。

齋藤英仁議員の経歴ほか
・ 昭和16年11月18日生まれ (72歳 )
・ 柏木農業高校 卒業
・ 上京し 作曲家 佐伯としを氏に師事
・ 10年後 父死去のため 帰郷
・ 昭和54年11月 尾上町議会議員選挙 初当選
・ 旧尾上町議会議員 通算5期
・ 平川市議会議員    通算1期

- 議会における職歴 -
・ 総務文教常任委員会 委員長
・ 産業建設常任委員会 委員長
・ 議会運営委員会 委員長
・ 厚生常任委員長
・ 県立工業高等学校誘致特別委員会 副委員長
その他 委員
好きな肩書き:カラオケ教室講師
 

[ 2014年12月 5日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索