ブルートレイン「北斗星」 3月で幕下ろす/JR東日本 ブルトレ壊滅
JR東日本は、上野と札幌を結ぶ青い客車の寝台特急、ブルートレインの「北斗星」が来年3月で引退させることを決定した。臨時列車を除きブルートレインは半世紀以上の歴史に幕を閉じることになる。
上野と札幌を結ぶ寝台特急「北斗星」は青函トンネルの開業にあわせて、26年前の昭和63年にデビュー、今も1日1往復が運行されている。
片道約16時間かかるが、個室の寝台や食堂車があり観光客を中心に今も多くの人が利用している。
しかし、車両の老朽化に加え、青函トンネルで再来年に開業する北海道新幹線の試験走行が始まり列車の運行が難しくなるため、JR東日本などは来年3月のダイヤ改正で「北斗星」を廃止することを決めた。
青い客車の寝台特急ブルートレインは昭和33年から運行が始まり、昭和50年ごろをピークに各地を結んでいたが、新幹線の開業や空の便の普及に伴って順次廃止されてきた。
今年3月には、上野と青森を結ぶ「あけぼの」が廃止されていて、「北斗星」の引退でブルートレインは、臨時列車を除き半世紀以上の歴史に幕を閉じることになる。
[ 2014年12月 5日 ]
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