仙台地方検察庁は、震災のがれき処理事業を石巻市から請け負った建設会社「藤久建設」の社長の伊 藤秀樹（５２）被告が、震災直後の４月～８月までにボランティアが無償で行った分まで費用を市に請求していたとして逮捕された事件で、この社長が計 ５７００万円あまりを水増ししてだまし取っていたとして詐欺の罪で起訴した。
伊藤社長は、警察の取り調べ段階で「水増し請求はしていない」と否認していたという。
伊藤社長は、震災後のがれき処理で石巻市から合計１億１０００万円余りを受け取っていた。
検察は、具体的な水増し請求の手口は明らかにしていないが警察などによると伊藤社長は、ボランティアが無償でガレキ処理した分と実際に従業員などが行った分とを合計して石巻市に請求していたと見られている。
以上、