佐賀知事選 元中央官僚たちの三つ巴の戦いか 焦点は佐賀空港のオスプレイ軍事基地化
元総務官僚の山口祥義氏(49)は16日、佐賀県庁で記者会見し、前知事の辞職に伴う知事選(25日告示、来年1月11日投開票)に出馬する意向を表明した。
山口氏は「幼い頃からの憧れの土地である佐賀を大きく羽ばたかせたい」と述べている。両親が同県出身で、山口氏も本籍は同県にある。
1989年東大法卒後、自治省(現総務省)入省。長崎県総務部長、総務省地域力創造グループ過疎対策室長などを務め、16日付で退職した。
知事選には、総務省OBの前武雄市長で目立ちがり屋の樋渡啓祐氏、国交省OBで九大大学院教授の島谷幸宏氏らが出馬を表明している。
山口祥義氏(49)・・・総務省OB、総務省地域力創造グループ過疎対策室長、JTB出向
島谷幸宏氏(59)・・・国交省OB、九州大学工学部教授
樋渡啓祐氏(45)・・・総務省OB、前武雄市長・・・見かけによらず若い。
顔が1番良いのは、昔イケメンの山口祥義氏、2番目は島谷幸宏氏、3番目に樋渡啓祐氏となる。・・・髪抜き個人判定。
現在のところ1歩リードしているのは、古川前知事の後継者になった樋渡啓祐氏で、武雄市長時代は実績を残したが、庶民の目からはその性格については好き嫌いが激しい。佐賀空港のオスプレイ基地化については賛成を表明している。
島谷幸宏氏はオスプレイによる佐賀空港の基地化には現在のところ反対表明している。
山口祥義氏はまだこれからで不明。
佐賀県民や佐賀市民は、原発の町玄海町のような裕福な町になりたければ、山ほどの国からの補助金や固定資産税が入ってくる佐賀空港のオスプレイ軍事基地化を望み、樋渡啓祐氏を当選させることだろう。ただ、そうした金は空港のある佐賀市には落ちるが、ほかの市町村には落ちない。
なお、飯盛良隆氏(44)も出馬表明しており、プロフィールはつぎのとおり(良くわかいらないので、HPより記載)
飯盛 良隆(いさがい・よしたか)
昭和45年8月生まれ
佐賀県小城市出身
【学歴】
昭和61年3月 三日月町立三日月中学校卒業
平成 3年 3月 国立佐世保工業高等専門学校卒業
【職歴】
平成 3年 4月 株式会社ブリヂストン入社
鳥栖工場設備課勤務
平成 8年 2月 家業の建材店・サンコー商事へ
平成15年1月 サンコー商事代表者に
平成22年1月 株式会社スメトコプロモーション設立
平成26年8月 株式会社スメトコプロモーション退社
(佐賀空港の軍事基地化については反対表明している)
佐賀県の人口は約83万5千人
軍事基地の選択を迫られる佐賀市民は約23万5千人(県民シェア28%)
なお、筆者は佐賀空港のオスプレイ軍事基地化には、隣接する柳川元市民として反対だ。漁業補償など取ったところで、金はその時ばかり、基地は未来永劫に残る。標的にもなる。
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