アイコン トリンプ/ブラジャー2万2千枚回収、ワイヤ飛び出し17件苦情 痛みのブラ

女性下着メーカーのトリンプ・インターナショナル・ジャパンは16日、ブラジャー約2万2千枚を自主回収すると発表した。
胸部を支えるU字状のワイヤの先端が布地から飛び出して肌を傷つける恐れがあるという。
対象のブラジャーは、9月11日に全国発売した「フルカップブラジャー TR360WP」。
これまでに顧客から17件の苦情があったが、けが人はいないといい、トリンプでは1週間前から店頭での陳列を中止している。
 同社問合せは電話(0120)104256。

トリンプのHPには、
商品自主回収に関するお詫びとお願い
平素は、弊社商品に格別のご愛顧をいただき、誠にありがとうございます。
このたび、全国のトリンプ取扱い店舗で販売いたしましたブラジャーTR360WPにおきまして、ワイヤーをカバーしているテープを突き抜けて、ワイヤーが外側に出る可能性があることが判明いたしました。肌に直接ワイヤーがあたることで痛みや違和感を感じたり、時には肌を傷つける恐れがございますので、お客様の安全を第一に考え、当該商品を自主回収させていただきます。
以上、
ネットで回収する旨報告しているが、「お客様の安全を第一に考え」とある。17件も苦情が寄せられており、素直に製品が不良だったと認めるべきではなかろうか。同社の本部はスイス、女性用下着で世界最大企業でもある。
「天使のブラ」「恋するブラ」次は「痛みのブラ」ではシャレにもならない。

フルカップブラジャー TR360WP

[ 2014年12月17日 ]
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