各県別インフルエンザ警報 12月15日~21日
2014/2015 年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2014 年第42 週以降増加が続いている。
2014 年第51 週の定点当たり報告数は15.17(患者報告数74,752)となり、前週の定点当たり報告数7.38よりも増加した。都道府県別では埼玉県 (35.38)、北海道(25.95)、岩手県(24.73)、奈良県(23.85)、神奈川県(22.48)、東京都(20.60)、千葉県 (20.36)、京都府(19.76)、大阪府(17.76)、山形県(16.92)、福島県(16.91)、宮城県(16.66)、長崎県 (15.90)、群馬県(15.37)の順となっており、全47 都道府県で前週の報告数よりも増加が見られた。
全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは44 箇所(1 道1 都2 府10 県)であり、注意報レベルを超えている保健所地域は250 箇所(1 道1 都2 府39 県)であった。
定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関を、この1 週間に受診した患者数を推計すると約72 万人(95%信頼区間:70~74 万人)となり、前週の推計値(約34 万人)よりも増加した。
年齢別では、10~14 歳が約18 万人、5~9 歳が約17 万人、40 代が約7 万人、0~4 歳、30 代がそれぞれ約6 万人、15~19 歳、20 代がそれぞれ約5 万人、50 代が約4 万人、70 歳以上が約3 万人、60 代が約2 万人となっている。また、2014 年第36 週以降これまでの累積の推計受診者数は約141 万人となった。
基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は366 例であり、第50 週(171 例)より増加した。44都道府県から報告があり、年齢別では0 歳(25 例)、1~9 歳(99 例)、10 代(31 例)、20 代(4 例)、30 代(11 例)、40 代(15 例)、50 代(12 例)、60 代(25 例)、70 代(62 例)、80 歳以上(82 例)であった。
国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5 週間(2014 年第47 週~第51 週)ではAH3亜型の検出割合が最も多く、次いでB 型、AH1pdm09 の順となっている。
インフルエンザ定点当たり報告数
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2014年51週(12月15日~12月21日)
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報告数
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定点当たり
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総 数
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74,752
|
15.17
|
北海道
|
5,890
|
25.95
|
青森県
|
516
|
7.94
|
岩手県
|
1,583
|
24.73
|
宮城県
|
1,549
|
16.66
|
秋田県
|
484
|
8.96
|
山形県
|
812
|
16.92
|
福島県
|
1,285
|
16.91
|
茨城県
|
1,544
|
12.87
|
栃木県
|
758
|
9.97
|
群馬県
|
1,506
|
15.37
|
埼玉県
|
8,598
|
35.37
|
千葉県
|
4,276
|
20.36
|
東京都
|
8,570
|
20.60
|
神奈川県
|
7,329
|
22.48
|
新潟県
|
658
|
6.85
|
富山県
|
252
|
5.25
|
石川県
|
281
|
5.85
|
福井県
|
250
|
7.81
|
山梨県
|
416
|
10.4
|
長野県
|
1,053
|
12.1
|
岐阜県
|
456
|
5.24
|
静岡県
|
1,274
|
9.17
|
愛知県
|
1,788
|
9.17
|
三重県
|
767
|
10.65
|
滋賀県
|
712
|
13.43
|
京都府
|
2,391
|
19.76
|
大阪府
|
5,452
|
17.76
|
兵庫県
|
2,743
|
13.92
|
奈良県
|
1,288
|
23.85
|
和歌山県
|
343
|
6.86
|
鳥取県
|
248
|
8.55
|
島根県
|
112
|
2.95
|
岡山県
|
505
|
6.01
|
広島県
|
807
|
7.08
|
山口県
|
135
|
1.96
|
徳島県
|
299
|
7.87
|
香川県
|
721
|
15.02
|
愛媛県
|
837
|
13.72
|
高知県
|
172
|
3.58
|
福岡県
|
2,604
|
13.15
|
佐賀県
|
163
|
4.18
|
長崎県
|
1,113
|
15.90
|
熊本県
|
487
|
6.09
|
大分県
|
597
|
10.31
|
宮崎県
|
305
|
5.17
|
鹿児島県
|
278
|
2.94
|
沖縄県
|
549
|
9.47
|
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