アイコン ロッテ財閥内紛勃発 長男辛東主氏失脚、親の逆鱗に触れたのか

ロッテグループは重光武雄会長(辛格浩氏)の長男が日本を、韓国を次男が見ていた。頭打ちの日本、韓国ロッテは業種も拡大、中国やベトナムへ百貨店やホテル事業で大規模進出、長男は面白くなくなったのか・・・・

ロッテホールディングス(HD)は9日、創業者の長男の重光宏之氏を、副会長職から解任したと発表した。
 重光宏之氏は事業子会社の社長などを務めていたが既に解任されており、グループの主要な役職を全て失った。
重光宏之氏が社長を務めていた事業子会社ロッテ商事の社長職は、ロッテHDの佃孝之社長が兼務する。
 重光宏之氏は創業者の重光武雄会長の長男。ロッテHDは5日、ロッテ商事を含む3社の事業子会社の役職を昨年12月26日付で解任したと発表していた。解任理由については明らかにしていない。

1月6日朝鮮日報は次のとおり報道していた。

日本のロッテホールディングス(HD)が、辛東主(日本名:重光宏之)副会長について、兼任していたロッテ取締役、ロッテ商事社長、ロッテアイス取締役の職を解いたことが分かった。
辛東主氏は、ロッテグループ創業者、辛格浩(日本名:重光武雄)氏の長男。辛東主氏はロッテHDの副会長職は維持する。ロッテHDは「昨年12月26日の臨時取締役会で決議した」と説明しただけで、解任理由については明らかにしていない。

 日本のロッテは辛格浩氏(日本名:重光武雄)が1948年に創業した非上場企業で、ガム・チョコレートなどの製菓事業によって日本で急成長し、韓国には1967年に進出、ロッテグループを設立してホテル・流通・精油化学などの事業を展開している。

長男の辛東主氏(日本名:重光宏之)は、日本の事業を、次男の辛東彬(日本名:重光昭夫)ロッテ会長は、韓国の事業をそれぞれ統率するという形で後継者の地位を固めたとされていた。
だが、持ち株の構造という意味でははっきり区分されていない。

ロッテグループの支配構造は、辛一族が日本のロッテHDを支配し、日本のロッテHDは韓国ロッテグループの事実上の持株会社「ホテル・ロッテ」を支配している。
昨年には、兄の辛東主氏が韓国のロッテ製菓の持株比率を拡大し、経営権争いの可能性も取り沙汰されていた。
  辛東主氏の突然の解任について、財界では「グループの後継構図と関連があるのでは」との見方が出ている。
財界のある関係者は「辛東主氏が後継者として、創業者の辛格浩会長の信頼を失ったため職を解かれたのではないか」と話しているという。
以上、

韓国は親との関係は重視するが、兄弟は袂を分かつことが多い。サムスンの会長でもそうである。日本のパチンコ業界は、韓国人経営者が非常に多いが、親が築き上げ、息子たちに店舗を分け与えていた。しかし、兄弟同士がまとまらず疎遠に。時代に淘汰され、過去のグループたちがどれほど潰れて行ったことか。

[ 2015年1月 9日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
上海モーターショー 高級スポーツ外車一覧(04/17 14:46) 2015:04:17:14:46:37
那覇市民のみなさまへ(04/15 08:34) 2015:04:15:08:34:57


PICK UP

↑トップへ