アイコン 積水化学 子会社の日本ノーディッグテクノロジーで不適切発覚 10億円

セハスイハイムの積水化学工業は15日、子会社の日本ノーディッグテクノロジー(NNT)において、平成19 年(2007 年)頃より継続して不適切な会計処理が行われていたことが判明したと発表した。

その内容は、売上済工事物件の原価を他の未売上の工事物件の仕掛原価に付替えることによる費用発生の繰延べや、工事の未完成段階での売上計上による利益の過大計上等で、損益影響額は、現時点で累計約10億円としている。
積水化学工業は母体が大きいため、すでに公表済の業績予想に対して重要な影響を及ぼすものではないと見込まれるため、これによる当年度の業績予想修正予定はないとしている。

日本ノーディッグテクノロジー(株)
設 立
1994年4月8日
代表
代表取締役 小川 公正
本社
東京都千代田区一番町6
事業内容
■工 事
〈管更生〉
・SPR工法(下水道、農業分野)、オメガライナー工法の工事、三面水路、マンホール更生の仕事
〈新管布設〉
・アーバンノーディッグ工法を用いた上下水道、電力、通信ガス分野の工事
・真空式下水道、急傾斜下水道システム、圧力・圧送式下水道システムの工事
■機器販売・管理・メンテナンス
・アーバンノーディッグ工法およびオメガライナー工法の機器販売・メンテナンス
・SPR製管機の管理・メンテナンスおよび機械レンタル
■設計・コンサルティング
・管路更生工法を中心とした管路設計・ソリューション
建設業許可
国土交通大臣 許可(特-25)第17777号
 
[ 2015年1月15日 ]
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