アイコン がん細胞の転移因子特定/京都大学原田浩特定准教授ら

がん細胞の転移を促す新たな遺伝子を、京都大学の原田浩特定准教授(放射線腫瘍生物学)のチームが特定し、23日付の英科学誌電子版に発表した。

原田特定准教授は「がん転移を抑制する治療薬の開発につながる可能性がある」と話している。

がん細胞の転移には、これまで、遺伝子「HIF1」が重要な役割を果たすことが知られていた。

 チームは、人の全遺伝子を解析し、HIF1を活性化させる遺伝子が「UCHL1」であることを突き止めた。

多量のUCHL1を入れて活性化させたがん細胞をマウスに移植したところ、肺に多くのがん細胞が転移したことを確認した。

論文概要は
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2014/documents/150113_1/02.pdf

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[ 2015年1月24日 ]
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