2014年の全国住宅着工戸数▲9.0%減の892千戸
平成26年の新設住宅着工戸数は, 消費税率引き上げ前の駆け込み需要の影響が大きかった前年と比較すると,全体で9.0%の減少となった。一方, このような影響のない前々年と比べると1.1%の増加となった。
○26年の新設住宅着工戸数は892,261戸。
○前年比では▲9.0%減となり,5年ぶりの減少。(前々年比1.1%増)
○新設住宅着工床面積は75,681千㎡,前年比▲13.2%減,5年ぶりの減少。
<内容別>
1、注文住宅(持家)
○26年の持家は285,270戸(前年比▲19.6%減,5年ぶりの減少)
2、賃貸マンション・アパート等(貸家)
○26年の貸家は362,191戸(前年比1.7%増,3年連続の増加)
相続税問題から着工戸数が多かったが、新相続税も1月から施行された。
上半期が多く、下半期は落ちている。
3、分譲マンション・分譲住宅(分譲住宅)
○・マンションは110,475戸(同▲13.4%減,5年ぶりの減少)
○・一戸建住宅は125,421戸(同▲7.0%減,5年ぶりの減少
住宅業界は一瞬駆け込み需要で喜んだが元の木阿弥、アベミクスの真価が問われる今年一年となる。
[ 2015年1月30日 ]
コメントをどうぞ