アイコン なんと操縦室ドア開かず旅客機緊急着陸 副機長着陸 デルタ航空 

米大手デルタ航空は2月1日までに、米ネバダ州ラスベガス近くで着陸のための最終進入態勢にあった160人乗りの同社便で操縦室ドアが故障したため機長が操縦室に入れないトラブルがあったと報告した。

1月下旬の出来事で、副機長がラスベカスのマッカラン国際空港に緊急事態を連絡すると共に、自ら操縦して無事に着陸させた。
機材がMD90型機の同便はミネソタ州のミネアポリス・セントポール空港発で、乗客乗員160人が搭乗。負傷者や機体への損傷はなかったという。

操縦室のドアが故障した原因を調べる予定。デルタ航空の広報担当者は「商業用旅客機はパイロットが1人でも着陸させることが可能。デルタ航空のパイロットはそういう事態に備え、対処出来るような訓練を十分に積んでいる」と述べた。

MD-90は、マクドネル・ダグラス社が開発した2発リアエンジンでナローボディの小型短距離ジェット旅客機。DC-9をベースとしたその発展型で、MD-80シリーズとMD-90シリーズの大きく2つの派生型に分けられる。ベストセラー機の一つとして2000機近くが生産された。

<インドネシアのエアアジア機の場合>
2月1日、現地メディアによると、墜落したエアアジア機の墜落直前の操縦は、フランス人副操縦士が操縦しており、機長は一時的に離席していた可能性があることが分かったと報道されている。
これまでに失速の警報音が鳴り響く中、機体の立て直しを行ったが上手くいかず、コンピュータの安全飛行プログラムをリセットせずにOFFにして、機体の安定に取り組み、再びコンピュータの安全飛行プログラムに戻そうとしていたと当局は説明していた。

副操縦士の飛行時間は2275時間で、インドネシアのフランス人系パイロット団体の代表者。回収されたブラックボックスの分析によると、事故直前に高度3万2000フィートから左旋回しながら30秒間で6000フィート急上昇し、失速して墜落したとみられている。
 なぜ失速して墜落したのか、急上昇のスピードが速すぎる理由も不明確なままだが、乱気流で急上昇した可能性が高いと見られている。
急上昇、その後の急降下に乗員乗客は全員失神していたものと見られる。
副操縦士でも2275時間だったらベテランの領域だろうが、こうした体験に対する対応が、まだ未熟だったようだ。乱気流突入時に肝心の機長がおらず、操作を慌ててしまった可能性もある。やはり、当該の2人の操縦士も墜落の一因のようだ

 デルタ航空は副操縦士のこれまでのキャリアと訓練が実を結んだのだろう。

[ 2015年2月 2日 ]
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