アイコン ソニー 大分工場閉鎖へ 一方CMOSセンサー増産へ1050億円投資

ソニーは2日、高密度集積回路(LSI)を開発、生産する大分テクノロジーセンター(大分県国東市)を2016年3月末に閉鎖すると発表した。
15年度に山形、長崎、熊本の画像処理用半導体の工場に、総額約1050億円を投資し、生産設備を増強し、CMOSイメージセンサーを現行月6万枚から8万枚に増産することを併せて打ち出した。
成長分野として期待されるイメージセンサーと呼ばれる画像処理用の半導体事業に経営資源を集中する狙い。
大分では、家庭用ゲーム機「プレイステーション3」やデジタルカメラ向けのLSIなどを手掛けてきた。
事業の一部は別の工場に引き継ぐ。従業員約220人は、長崎や熊本などの工場に配置転換し、雇用は維持する方針(転勤できないほとんどの人は整理される)。
 以上、

大分県は以前には、ICアイランド大分としてTIはじめ多くの半導体工場があったが、今では数えるだけになってしまった。

 日本の競争に敗れた家電・携帯電話・半導体メーカーは消え、製造基地も今や中国や韓国・台湾・ベトナムへ移行している。

中国企業などの製品の品質を保証しているのは、日本のFAメーカーの電機・機械会社である。中国や台湾企業による中国でのスマホ生産工場の大増強では、三菱電機が、業績予想を上方修正するに至っている。
三菱は自動車エンジンGDIも大量に中国の純国産自動車メーカー向けに販売している。韓国の現代自動車のエンジンもGDIで三菱がパテントを提供している。

 

[ 2015年2月 3日 ]
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