アイコン グリーンケミカル(株)/破産申し立て受ける

補助金不正受給のグリーンケミカル(株)(広島県庄原市是松町20-4、代表:西本清宏)は1月30日、庄原市から申請処理を原田武彦弁護士(電話082-227-2411)に委任され、広島地方裁判所へ破産申し立てられた。

庄原市は1月29日、木質バイオマス利活用プラント整備補助事業に関する市議会調査特別委員会で、1月30日に広島地裁へ破産の申し立てを行うと報告していた。庄原市などの同社に対する債権(=不正補助金)は4億6千万円とされる。

同社は2010年5月、農水省の地域バイオマス利活用交付金を利用し、関連の(株)ジュオンや(株)コスモエースを通して国や庄原市等からの助成金や政府系金融機関からの借入を利用し、庄原市に木質バイオマス利活用プラントを開設していた。
(株)ジュオンや(株)コスモエースはすでに自己破産させている。

<庄原市のHP>
には次のとおり掲載されている。
グリーンケミカル(株)の補助金不正受給疑惑に係る被告訴人の逮捕について
グリーンケミカル(株)が事業実施主体として進めてきた木質バイオマス利活用プラント整備事業において、補助金の不正受給の疑いがあることから、市は平成24年1月20日に告訴状を庄原警察署長に提出し同日受理されましたが、被告訴人が被疑者として次のとおり逮捕されました。

1.被疑者
(1)住居:広島市安佐南区祇園一丁目
氏名:西本清宏氏(グリーンケミカル(株)代表取締役)
(2)住居:広島市安佐南区祇園一丁目
氏名:西本徹郎氏((株)ジュオン代表取締役、(株)コスモエース代表取締役)
※なお、(株)ジュオンおよび(株)コスモエースは破産手続き中。

2.逮捕日
平成24年3月7日
3.罪状
補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律違反
4.事案の概要
被疑者らは、共謀の上、不正な手段により、国の補助金等を財源とし市から交付される庄原市農林漁業振興補助金の交付を受けることを企て、平成21年3月中旬、約9,400万円で購入した振動ミル等を含む粉砕処理設備一式について、競争入札を実施したように装い、大阪市の製造会社が約5億6,200万円(うち平成20年度の事業費は5億3,869万2,000円)の最低価格で入札したとする内容偽装の入札顛末書等を市に提出するなどし、同年5月11日、同補助金3億1,420万円の交付を受けたもの。

[ 2015年2月 3日 ]
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