アイコン ソニー 業績好転から一時ストップ高  部門別にも大幅改善

サイバーテロで子会社SPEのコンピュータが破壊し尽くされ、第3四半期の決算発表が遅れているソニー、第3四半期の本決算は3月31日までに発表するとしながら、把握できる範囲で業績予想の上方修正を行った。

これまでの膨大な赤字を出しながらのリストラがやっと奏功してきたようだ。

これを受け、5日の東証は、一時ストップ高の3,269円を付け、午後12時半現在前日比13.4%高の3139円前後で動いている。

第3四半期は
売上高は、6.1%増の2兆5578億円
税引前利益は、前年同期比86.6%増で764億円増加の1,647億円となる見込み。
法人税等は、当四半期において547億円を計上し、実効税率は33.2%となる見込み。
当社株主に帰属する四半期純利益(非支配持分に帰属する四半期純利益を除く)は、前年同期比237.5%増で627億円増加の890億円となる見込みと発表した。

第3四半期の部門別では
1、モバイル(MC)部門、
売上高は前年同期比28.7%増の4290億円、営業利益46.2%増の93億円。
2、ゲーム部門(G&NS)部門
売上高は前年同期比16.8%増の5315億円、営業利益122.8%増の276億円。
3、イメージング(IP&S)部門、カメラ・ビデオ等
売上高は前年同期比1.5%増の2010億円、営業利益90.4%増の230億円。
4、ホーム&サウンド(HE&S)部門、TVなど
売上高は前年同期比2.3%増の4133億円、営業利益294.6%増の253億円
5、デバイス部門、イメージセンサーなど
売上高は前年同期比38.6%増の2929億円、営業利益545億円(前年同期235億円赤字)
6、映画部門
売上高は前年同期比▲11.7%減の1976億円、営業利益▲90.1%減の24億円
7、音楽部門
売上高は前年同期比13.1%増の1636億円、営業利益17.0%増の254億円
8、金融部門
売上高は前年同期比8.1%増の3049億円、営業利益9.7%増の509億円
9、その他
売上高は前年同期比▲46.7%減の1443億円、営業利益▲143億円の赤字(前期▲148億円の赤字)
以上、

映画はヒット作に恵まれなければ赤字になる。意外と北朝鮮物で急回復している可能性もあるが・・・?
ゲーム部門は、PS4が売れているが、さほど利益が上がっていないように思われる・・・再修正があるのかなぁ。

当局の茶々が入った中国で、今後販売が爆発するかもしれない。上積みになることだけは間違いない。
 

[ 2015年2月 5日 ]
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