アイコン 韓国競泳界のスーパースター朴泰桓選手に暗雲 医師側が反論 ドーピング問題

韓国競泳界のスーパースター・朴泰桓選手(25)は、禁止薬物に対し陽性反応が出たとの通知を受けた後、「ドーピング疑惑」にかかわったT病院院長と交わした会話の内容を録音し、検察に提出していたことが分かった。

この内容ついて、一部メディアは「朴泰桓は院長に『何の問題もない注射薬だと言っておきながら、これはどうしたことか』と強く問い詰めたと言われている」と報道した。

しかし、院長は4日、「朴泰桓側が会話を録音していたことは知らなかった。朴選手が私に強い語調で言ったことはない」と語った。
また、「うちの病院のアンチエイジング(老化防止)プログラムを受ける人には全員、男性ホルモン療法であることを伝えている。朴選手に対しても同じだ」と言った。

■「姉がホルモンに関し繰り返し質問」
 院長は「昨年11月初めごろ、朴選手の姉が1人で病院に来て、注射について聞いていった。初めは『(朴泰桓が)ドーピングに引っかかった』と言ったが、その後『そうではない』と言い、また『ちょっと引っかかったようだ』と言った」と述べた。

そして、「朴選手の姉は『これから選手管理しようと各病院を回って診療内容を教えてもらっている』と言っていた」とも語った。朴泰桓の姉は同選手の所属会社「チームGMP」でマーケティング・チーム長を務めている。

朴泰桓は昨年7月、T病院でテストステロンという成分が入った男性ホルモン剤「ネビド」の注射をした。そして、昨年9月3日に世界反ドーピング機関(WADA)の抜き打ちドーピング検査を受け、10月末に陽性反応が出たとの通知があった。

朴泰桓は昨年11月末、姉と一緒にT病院に来たという。院長は「朴泰桓の姉が『この男性ホルモンは本当に何の問題もないのか?』『スポーツ選手たちが注射してもいいのか?』という質問を繰り返した。

私は『全く問題ない。うちの病院の会員(患者)たちもみんな注射している。運動するし、ゴルフに行ったりもする』と答えた」と語った。さらに、「この話の前、朴選手の姉は『ドーピング(で陽性反応)が出たが、何か分からない。泰桓がここの(この病院の)プログラムは本当に良いと言っていた。私も通わなければ』などと話していたので、不満があるものとは全く考えていなかった」としている。

「朴泰桓側が『男性ホルモンは問題ないのか』と何度も聞いてきた」という院長の主張が事実なら、朴泰桓側は当初から注射の成分(男性ホルモン)を知っており、投与を許可していたことになる。
朴泰桓側は先月、院長を傷害などで告訴し、『医師に注射薬の成分が禁止薬物と関係ないことを確認、数回注射を受けた」と話していた。

院長は「検事が『朴泰桓側は昨年11月に弁護士が同席し、録音したそうだ』と言ったので、『私は知らなかった。弁護士と同席したことはない』と答えた」と語った。

以上、朝鮮日報
 広告取りなどの銭儲けのため身内の姉が問題だったのだろうが、選手として軽率だったことは免れないものだろう。

[ 2015年2月 5日 ]
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