アイコン 青森の老舗家具店の千葉室内/破産開始決定

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0206_03.jpg青森市の老舗家具店の(株)千葉室内(青森県青森市新町2丁目8-12、代表:千葉哲朗)は5日、青森地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。
負債額は約17億円。
以下、報道

青森市中心部の老舗の家具店「千葉室内」が、売り上げの悪化で17億円余りの負債を抱えて5日、裁判所に自己破産を申請し破産手続きの開始決定を受けた。
代理人の弁護士によると、「千葉室内」は昭和11年に創業し、一時は、弘前市やおいらせ町などにも店を構え、ピーク時は年間でおよそ30億円の売り上げがあったという。

しかし、大手の家具販売業者の進出や景気の低迷で、平成12年以降売り上げが大きく減少し、事業の規模を縮小して青森市の本店のみで営業を続けてきた。
2013年6月期の決算では、年間の売り上げが4億円を下回りその後も、消費税率の引き上げの影響などで売り上げが伸び悩んでいた。
このため事業の継続を断念して2月5日、青森地方裁判所に自己破産申請し、裁判所から破産手続きの開始の決定を受けたという。
負債額は約17億6000万円で14人の従業員は1ヶ月後に全員解雇する予定だという。

千葉室内の担当者は、すでに家具を購入しているお客様にはできるだけご迷惑をおかけしないように商品を届けたいと話しているという。

株式会社  千葉室内 会社概要
社名
株式会社千葉室内
設立
(創業) 昭和11年7月1日
(会社設立) 昭和30年1月13日
代表者
代表取締役社長千葉哲朗
事業内容
(1) 総合インテリアの企画・設計・施工
(2) 家具・室内装飾品の小売
所在地
【青森本店】
青森県青森市新町2丁目8-12
会社沿革
昭和11年 7月 千葉竹五郎が、青森市浦町にて千葉宣伝研究所を設立
昭和23年 5月 青森市新町に進出、千葉室内工務所と改名
          家具室内装飾品の販売を営む
昭和30年 1月 資本金100万円にて株式会社千葉室内工務所設立
昭和38年10月 本店舗新築開店
昭和39年 7月 株式会社千葉室内に社名変更
昭和51年 8月 別館開店
昭和51年12月 増資を重ね、資本金4000万円に増加
平成 5年10月 分離していた本館・別館を連結する建物をつくり、一体化した新本店開店
 
[ 2015年2月 6日 ]
 

 

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