大和ハウス/大和小田急建設を完全子会社化 フジタと合併へ 株式交換による
大和ハウス工業は、株式の33%を保有する大和小田急建設を、8月1日付で完全子会社化し、10月にも全株式を保有する準大手ゼネコン・フジタと合併させると発表した。
建設業界は人件費や資材の高騰で収益力が低下しており、経営の効率化を図る。
株式交換で、大和小田急株1株に対し大和ハウス株0.4株を割り当てる。東証1部上場の大和小田急は7月29日付で上場廃止となる見通し。
大和ハウスは、合併で相乗効果を進め、住宅以外の建設事業の売上高を、現在の約1兆円から1兆5000億円に伸ばすと述べているという。
以上、
1兆5千億円はスーパーゼネコン4社の売上高と同等となるが、更なるM&Aを実施するものと見られる。
大和ハウスの同連結売上高は2兆7,003億円
子会社のフジタ単独の2014年3月期の売上高は2,645億円
大和ハウスの住宅以外の建設業の同連結の売上高(フジタ含)
商業施設の売上高同4,219億円
事業施設の売上高同5,921億円
その他の売上高同3,939億円(調整あり半分加算)
大和小田急建設の同売上高は595億円
以上、大和小田急建設を吸収することでさらに関東地区での売上高を強固なものとするとともに、売上高も1兆27百万円となり、1兆5千億円は射程距離となる。
[ 2015年2月 9日 ]
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