アイコン 中国 CPI低い上昇とPPIマイナスと大不調

中国国家統計局が10日に発表した1月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で0.8%の上昇にとどまり、2009年11月以来およそ5年ぶりの低水準に落ち込んだ。
中国経済の軟調さがあらためて裏付けられた格好で、中国人民銀行が追加刺激策をとる余地が広がった。
12月の1.5%上昇から鈍化、市場予想の1.0%上昇も下回った。
中国では不動産市況が悪化、工場の供給過剰状態も解消されない中、世界的な資源価格下落に見舞われ、デフレリスクが高まっている。

また、同局は10日、1月のPPIは前年比4.3%低下し、下落率は市場予想の3.8を上回った。PPIのマイナスは35ヶ月連続。

生産者物価指数(PPI)の低下について、原油など国際的な商品価格の下落が要因との見解を明らかにしている。
以上、

世界の大市場であるアメリカは、これ以上、大きな成長をするとは考えられず、もう一つの大市場である欧州も、ちっぽけなギリシャに翻弄されるほど経済が停滞している。ウクライナ問題も抱え、経済回復の前途は多難。

貿易絶好調のドイツも中国様に乗っかっており、これ以上の中国様の景気低迷は、ドイツにも深刻な影響を与える可能性を秘める。ドイツが儲けた金をギリシャなど経済不安帝国に投資もせず、財政緊縮ばかりさせていてはギリシャのように身が持たない。今後、経済規模の大きなスペインへ飛び火する可能性すらある。
欧州は寒空、どんより曇り、いつ雪や雨が降ってくるかもしれない状況、中国では大スモッグの空から汚く色の付いた雪が舞い降り続けている。

[ 2015年2月10日 ]
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