アイコン アイフリークHD/第3四半期 継続企業の重要事象 苦しい展開続くが薄明かりも

 

モバイルコンテンツ事業は当該事業を担う(株)アイフリーク モバイルは、コミュニケーションコンテンツ領域とファミリーコンテンツサービス領域にて事業活動を行っている。
コミュニケーションコンテンツ領域は、デコレーションメール素材提供サイト『デココレ』、写真加工アプリ『photodeco+』、カロリー管理アプリ『カロリナ』を提供している。
NTT ドコモの「スゴ得コンテンツ利用者」、KDDIの「auスマートパス」など、モバイルキャリア各社が提供する定額コンテンツ配信サービスに当社のコンテン ツが複数選定されており、ユーザーの継続利用を促進するために使いやすいユーザーインターフェースへの改善と追加機能の拡充等、各種取組を実施した。

ファミリーコンテンツサービス領域は、スマートデバイスのアプリストアであるApp StoreやGoogle Play、並びに、NTTドコモが運営する0歳から9歳向け知育サービス「dキッズ」へ月定額課金にて電子絵本約300冊が読み放題となる『森のえほん館』を提供している。また、BtoBにおいては、絵本型ネイティブアド(タイアップ絵本)のプレミアム・パッケージをリリースし、電子絵本に興味がある企業様向け商品のメニュー強化と営業体制の強化を進めた。

サービス開始後、初のクリスマスタイアップ企画として、(株)カミオジャパン「ぜんまいじかけのトリュフ」、大日本印刷「アル★パカヨとゆる~いなかまたち」、フジテレビジョン等複数社が主催する絵本コンテストの大賞2作品「泣けないサボテン」「みたいみたいみてみたい」をデジタル絵本として配信開始した。

結果、当第3四半期連結累計期間におけるモバイルコンテンツ事業の売上高は6億32百円(前年同期比▲2.3%減)、部門営業利益は1億42百万円(前年同期比227.5%増)となった。

Eコマース事業を担う(株)アイフリーク プロダクツ セールスは、美容・健康商材を中心とした商材の提供を行っている。

Eコマース事業は、先般の薬事法の規制強化等の外的要因による業績悪化を挽回させるべく、抜本的なコスト構造の見直しを含めた事業改革を進めており、収益化に向けた取組みを進めた。
結果、当第3四半期連結累計期間におけるEコマース事業の売上高は1億85百万円(前年同期比▲52.5%減)、部門営業損失は▲10百万円(前年同期は▲71百万円の損失)となった。

なお、Eコマース事業らついては2月1日当該担当会社の株式を売却し撤退した。これで、来期からは利益が出る体質となる。
ただ、第2四半期貸倒引当金繰入額59百万円を計上したことにより債務超過状態に至り、継続企業の前提に関する重要事象が発生しているが、第3四半期もまだ債務超過状態の解消には至らず、そのままの状態となっている。

 

連結/百万円
売上高 
営業利益
経常利益
当期利益
14年3月期Q3
1,053
-284
-276
-450
15年3月期Q3
818
-27
-24
-32
15年Q3/14年Q3比
-22.3%
 
 
 
15年3月期予想
1,037
3
1
1
15期予想/14期比
-26.5%
 
 
 
14年3月期
1,410
-375
-384
-616
13年3月期
1,551
-502
-486
-631
12年3月期
2,033
-374
-366
-407
2015年3月期Q3
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
747
-7
-12
 
 
[ 2015年2月12日 ]
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