アイコン (佐賀)上滝建設の契約案件「南部消防署改築工事」で紛糾 大変だぁ

 

佐賀中部広域連合「処分前の落札有効」

佐賀広域消防局の南部消防署 (佐賀市川副町)の建替工事で、唐津市の不正入札事件に絡み指名停止措置を受けた建設会社の上滝建設の副社長が逮捕される前に落札、契約締結の議案を審議 する佐賀中部広域連合(連合長・秀島敏行佐賀市長)の議会で17日、「住民感情として納得できない」との声が上がった。

同連合は「事件発覚前の入札で、取り消すわけにはいかない」と理解を求めた。

工事の入札は、昨年11月26日に告示、翌12月19日に行われ、上滝建設(佐賀市)が約3億1300万円で落札、同連合と仮契約を結んでいた。
その後、今年に入った1月14日、同社の副社長(当時)德島武彦容疑者(70)が、唐津市発注の漁港工事で、入札情報の見返りに唐津市部長に現金を渡した贈収賄事件で逮捕、起訴され、同連合を構成する4市1町の中で、佐賀市が最も早い1月16日に4ヶ月間の指名停止処分にした。

同連合は2月定例議会に工事請負契約の締結に関する議案を提出。この日の議案質疑で「逮捕者を出した建設業者との契約は納得がいかない」との声が上がった。

これに対し、同連合は「落札時点では指名停止処分を受けていない」と仮契約の有効性を強調した。議員からは「関係者が逮捕された場合、契約しない条項を設けるべき」との意見も出たが、同連合は「法改正が必要で、市町との事務調整など慎重に対応しなければならない」と難色を示した。

唐津市不正入札で県、上滝建設を13カ月間指名停止
佐賀県は1月22日、唐津市発注の公共工事をめぐる不正入札事件で、副社長が贈賄容疑で逮捕された上滝建設(佐賀市)を1月23日から13ヶ月間の指名停止措置にすると発表した。

副社長は1月14日、唐津市発注の駄竹漁港(同市肥前町)防波護岸築造工事の入札で、市部長から最低制限価格の情報提供を受けた見返りに現金約100万円を渡した贈賄容疑で逮捕されていた。

同社の県発注工事の受注実績は、2013年度が5件4億8300万円、14年度が6件10億7600万円。

<指名停止措置の官庁>
唐津市から13ヶ月間
佐賀県から13ヶ月間
佐賀市から4ヶ月間
九州地方整備局から3ヶ月間(2月13日)
同社は官庁工事が大きいだけに大変だぁ。
 以上、

ちくられたのだろうか。悪いことはできん。
佐賀県は新知事になってこうした事案に対して厳しくなったのだろう。後追いで指名停止間措置を取った唐津市も県に追随するしかなかったのだろう。

(株)上滝建設(株)の財務内容と業績 平成26年6月期 /千円
科目
金額
科目
金額
流動資産
1,332,088
流動負債
1,563,524
 
 
固定負債
371,537
固定資産
901,040
自己資本
298,067
 
 
(資本金)
100,000
資産合計
2,233,128
負債+資本計
2,233,128
売上高
粗利益
経常利益
自己資本率
3,828,502
288,608
91,748
13.3%
 ・建築工事主体の土木工事業者。本店:佐賀市今宿町2-5
 
[ 2015年2月19日 ]
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