アイコン イスラム国拡散の脅威 リビアの車両隊列

<イスラム過激派のプロパガンダメディア「ウェラヤット・タラブロス」が公開した、リビアのシルト海沿岸を進むイスラム過激派組織「イスラム国」の車列とされる映像・・・AFP>

リビアの車両隊列

リ ビアは、欧米の攻撃によりガタフィ独裁政権は倒され空中分解した。それは自由主国の脅威でもあったことから、自由主義国としては満足であった。だが、政権 を倒すことだけが目的であったかのように、その後は、それまで反政府組織に大量に提供してきた武器弾薬の回収を行わず、それで良しとした。その結果、リビ アは2大勢力がそれぞれ国を分断しての修羅場となり、その間隙にアルカイダやイスラム国が台頭、今や、まったく、イラクやシリアの状況が同じとなってきて いる。

結局、リビアでも欧米が寄って集って糞爆弾と糞ミサイルを撃ち込み、標的が糞爆弾で憤死したことから尻も拭かず、何も今ではなかったかのように、世界と一緒になって脅威を唱える一方、被害者として振舞っている。

しかし、その脅威・テロは近隣諸国どころか、地中海を渡ってきた移民や避難民(元々植民地であった国々の宗主国として受け入れ)を大量に抱える欧州に直接及んでいる。
やはり、中近東や北アフリカを、ここまでゴチャゴチャにした責任は、そう仕向けた欧米に取ってもらうしかない。そう尻を拭いてもらいたい。綺麗に。

中近東・アフリカ・アフガンの紛争地帯では、爆弾を身体に巻きつけ自爆するようなイスラム過激派、その根を絶やさない限りその脅威から逃れられない。だが、1日3度も6度も堅く信心している宗教が絡んでいる・・・。それにその世界の結束が堅い部族も関係してくる。
欧米と中近東の問題の根底には、常にイスラエルとイスラム世界の戦いがあり、パレスチナでさえ、世界は平和にできないでいるのが現実だ。
日本人の脳味噌では到底、考えさえ及びもつかない中近東・アフリカの問題の国々である。
触らぬ神に祟りなしとはよく言ったものだ。

[ 2015年2月23日 ]
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