ナカシマメディカルは、「ひじ」や「ひざ」に使う金属製の人工関節の開発と製造を手がけているが、帝人としては、今回の提携で販売網を生かした販路拡大のほか、将来的には素材関連の技術を活用した新商品の開発も目指すとしている。
そのうえで、この会社の売り上げを現在の年間３０億円程度から、２０２０年には１００億円程度にまで伸ばす計画。

帝人は、海外メーカーとの激しい競争が続く繊維関連事業の合理化を進める一方で、高齢化などを背景に成長が見込まれるとして、医療関連事業の強化を進めている。
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ナカシマホールディングスは、船舶用プロペラでは世界トップシェアを有し、競艇用でもヤマトと２分している。潜水艦のプロペラも。
ナカシマホールディングスは、ナカシマプロペラを中核企業に９社で構成されている。